7月7日(土)16時より、岐阜都ホテルにおいて、岐阜県校友会平成24年度(第58回)総会が開催され、来賓含め総勢130名あまりが参加した。
第1部総会は、吉村栄里さん(2010経済)が司会進行を担当。冒頭登壇した成瀬正会長(1976法)は、「公私にわたり様々な会長職を務めてきたが、最も素晴らしいものだった。先輩、同輩、後輩との素晴らしい出逢いに本当に感謝したい。」と感慨深く、2期4年務めた会長退任の挨拶に代えた。
続いての議事では、房野麻紀子事務局長(1997国関)により事業・会計報告等が行われ、最後に成瀬会長の退任をはじめとする役員改選について審議され、鷲見泰裕(すみ・やすひろ/1975経済)氏の新会長就任が承認された。
その後、成瀬会長のこれまでの多大なる貢献に、松村勝弘校友会本部副会長(1972院経営)から感謝状と記念品が贈呈された。学園、校友会本部、東海ブロック愛知県・三重県・静岡県各校友会からの来賓紹介が行われ、代表して建山和由立命館総長特別補佐が挨拶を行い、総会は閉会となった。
第2部の講演会は、「人生の選択を支える家族法~結婚、不貞、離婚、子育て、介護、相続の6つのステージにおける法との関わり~」と題して、立命館大学法学部の二宮周平教授が講演を行った。およそ1時間で人の一生にまつわる法について、今ある課題と未来像を含めて、とても分かりやすく話しをされ講演を締めくくった。
第3部の懇親会は、吉村さんの司会進行のもと、松村勝弘校友会本部副会長が祝辞を述べ、懇親がスタートした。会場は、料理卓を挟んでシニア層向けの着席エリアと中堅・若手層向けの立食エリアで構成され、各世代に適応した交流・懇親スタイルが取り入れられている。毎回恒例となっている現役学生によるアトラクションでは、応援団が登場し、力強い演舞で会場を熱気で包んだ。宴の途中、恒例となっている全員参加型のアトラクションが行われ、今回は「抽選会」が行われた。各自の名札には数字が書かれており、その数字が呼ばれると当たりというもの。舞台上で抽選箱から数字の書かれた紙が出てくる毎に歓声が沸き、当選者は、成瀬会長より景品授与が行われ、校友提供によるグッズなどに加え、宮城県校友会副会長の佐々木圭亮さん・靖子さんご夫妻が経営する「ささ圭」の笹かまぼこなども手渡された。アトラクション終了後は、新卒の若手校友総勢14名が登壇。自己紹介にくわえて仕事や抱負などを語り、先輩諸氏から掛け声とともに大きな拍手が贈られた。
宴の最後は、全員での校歌・応援歌斉唱。終了後、応援団OB安福慶雅さん(1967法)が、成瀬前会長のこれまでの功労に最高のエールを贈り、無事お開きとなった。
校友会本部事務局からは、田中康雄事務局長および大西克樹校友・父母課員が参加した。なお、同日の懇親会の席上において、岐阜県校友会より立命館学園に対して寄付金10万円が贈呈された。