7月6日(金)18時30分より、大阪校友会平成24年度年次大会がザ・リッツ・カールトン大阪にて開催され、600名を超える校友が結集した。600名を超える総会は、最大規模であり、大阪校友会のネットワークのすごさとパワーが発揮された。
第1部の総会は、ABC朝日放送アナウンサーの岡元昇さん(1985年産社)の司会進行により、恒例の校歌斉唱で幕があいた。最初に、村上健治大阪校友会会長(1970年産社)が挨拶に立ち、『現在の世界・日本の経済・政治状況を踏まえて、今、一人一人が力を合わせて、日本の底力を見せるときであり、これは、企業、学校、国でも同じことである。立命館学園は、教職員・学生・校友が力を合わせた頑張りで高い評価を得ている。立命の伝統と誇りを胸に新しい世界へと挑戦して欲しい。学園の成長が校友の誇りである』と、エールを送った。
次に、来賓の紹介があり、立命館学園から川口清史総長、長田豊臣理事長をはじめとする16名の役員、校友会本部の林副会長、近畿各県の校友会の役員、一水会の役員の紹介があった。
学園を代表して、川口総長が祝辞をのべ、『校友に皆様に元気を頂いて、そして学園を支えて頂いていることに感謝を申し上げるとともに、学園としても校友の活動を支えていきたい。そして、今後の18歳人口の減少が続く厳しい情勢の中、これまでは、社会のニーズに新学部の設置という形で応えてきたが、これからは、新しい形での研究・教育の質を高めていきたい。そして大阪府茨木市に開設するキャンパスを軸に、衣笠キャンパス、びわこ・くさつキャンパスを同時に、ハード・ソフトの両面で改善をしていくので、校友の皆様のご支援をお願いしたい』と訴えた。続いて、校友会本部を代表して林副会長が、未来人財育成基金の設置や東日本大震災復興支援、オール立命館校友大会2012in新潟の紹介をしつつ、祝辞を述べた。最後に大阪校友会の柴田副会長(1975年経営)が、要点を押さえての活動報告・会計報告があり、承認された。
第二部の懇親会は、長田理事長による乾杯のご発声により開宴となった。その中で、校友の歌手伊藤美裕さん(2010年産社)によるステージ、JAZZCLUBの学生による演奏が行われた。
懇親会は、32のテーブルが職域ごとに割り当てられ、乾杯とともに、テーブルごとに会話が始まり、宴がすすむと、テーブルを超えた会話が、大宴会場の各所でみられ、重層的なネットワークが校友を繋いでいる現状を垣間見ることができた。途中、渡辺三彦校友会本部財務委員長(1968年理工)より、立命館大学が所有する知的財産の活用についての訴えも行われた。
懇親会の終盤にさしかかり、リコネクト関西の事業に携わっている20代の若手校友が舞台にあがり、代表して五嶋翔一さん(2010年情理)が様々な若手校友の活動について紹介したところ、会場の先輩から激励の声がかかっていた。
続いて、来賓や大阪校友会の執行部も舞台にあがり、応援団OB・OG洛翠会の松本博文氏(1957年理工)のリードにより応援歌の斉唱がおこなわれ、グレーター立命が会場に響いた。最後に村上高久氏(1982年法)の万歳三唱により中締めとなった。
その後も、会場のあちこちでは、再会を懐かしむグループや名刺交換を行っているグループの姿があり、名残を惜しんでいた。
校友会本部事務局からは、田中事務局長、村上副事務局長のほか、大西・船尾・渡部の3名の校友・父母課員が参加した。