6月16日(土)13時より、大阪市北区堂島の中央電気倶楽部において、立命館大学技術士会第3回総会が開催された。昨年から倍増の39名の参加者であった。
総会に先立って、理工学部都市システム工学科の深川良一教授から、理工学部が引き続きJABEEの認証受けること、それにより技術士試験の一次試験が免除されることが報告され、続いて、「地盤工学からの減災、免災提言」をテーマとした講演が行われた。内容は、昨年9月に発生した台風12号による和歌山県那智勝浦の土砂災害状況の報告と、災害を防ぐための手立てとしての、雨量データの計測方法、雨量と斜面崩壊の関係についての提言であった。参加者は、深川教授の報告を熱心にメモも取りながら聞き入り、実際の仕事にひきつけた具体的な内容での質疑が行われた。
その後、3階の食堂に会場を移し懇親会が行われた。開会に当たっては、大同先生のご発声で乾杯が行われた。直後から、そちこちで人の輪ができ、情報交換など話題が尽きない状況であった。そのような状況の中、予定の1時間があっというまに過ぎ、名残を惜しみつつ、最年少の長谷川真也氏(2001年理工)のリードで、万歳三唱が行われ、お開きとなった。