2011年11月26日(土)12時より、京都駅前の京都タワーホテルにおいて「立命館大学女子陸上競技部20周年の集い兼 全日本大学女子駅伝優勝報告会」が開催され、陸上競技部の学生や来賓等も含め116名が参加した。
第一部のセレモニーでは、まず、女子陸上競技部の近澤沙希主将のリードにより学園歌を斉唱、主催者代表として陸上競技部OB・OG会の岸野洋会長(S38)が開会挨拶を行い、監督・コーチ・選手・校友や諸先輩等、関係者に対して御礼の言葉が述べられた。続いて、女子陸上部の挨拶では、女子陸上競技部の稲葉和夫部長が登壇、創部からこの20周年に至るまでの女子陸上競技部の歴史に触れての報告があった後、ユニバーシアード競技大会に出場した小谷優介さん、堀江新太郎さん、田中華絵さん、岩川真知子さんがそれぞれ大会で実感したことや今後の抱負について述べた。
その後、にわかに会場の照明がおとされ、女子陸上競技部が優勝を遂げた全日本大学女子駅伝のレースの映像がスクリーンに映写された。仙台育英学園出身のアンカー岩川真知子選手がゴールテープを切るシーンでは会場からは盛大な拍手が巻き起こり、その映像を受けて、女子陸上競技部の井元章夫監督(S43)が当日参加の女子陸上競技部の学生全員と舞台に登壇、優勝報告が行われた後、女子陸上競技部の田中華絵駅伝主将よりお礼の言葉が述べられると会場は大きな拍手に包まれた。
来賓からは、川口清史立命館総長、種子田穣学生部部長が登壇、駅伝当日に選手達の走りを間近で応援しての感想も含めた熱いメッセージのこもった祝辞が述べられた。続いて、来賓紹介が行われた後に第一部のセレモニーは閉会となった。
第二部のパーティーでは、最初に川本八郎立命館顧問による祝辞と乾杯の発声により開宴となった。20周年という節目の年を、震災からの復興を目指す杜の都での3年ぶりの劇的な優勝で華を添えた選手、監督、コーチ陣とOB・OGや関係者が笑顔で喜びを分かち合う姿が会場の至るところに溢れ、会場は高揚感に包まれた。また、ベビーカーと共に子どもと参加するOGの姿も目立ち、アットホームな雰囲気の中で歓談が進んだ。
アトラクションでは、鴛淵厚子さん(S42)や、久保孝子さん(H3)、鮫澤知美さん(H15)がそれぞれ現役時代の想い出を紹介し、女子陸上部創部時の体験談など、当時を知ることのできる貴重なエピソードの数々に参加者は聞き入っていた。また、OBの古村正昭さん(S41)が舞台上で手品を披露、慣れた手つきで次々と繰り出される華麗なマジックの数々に歓声と拍手が沸き起こっていた。アトラクションの最後は立命館大学応援団が演舞を行い、応援歌を含めた数々のレパートリーで会場の雰囲気を大いに盛り上げた。
会が終盤へと近づく中で、近澤主将が再び舞台に上がり、改めて御礼の言葉が述べられた。そして、OBの明尾雅弘さん(S57)により万歳三唱が行われることになったが、ここで司会者のリードにより川口総長、川本顧問、陸上競技部OB・OG会の芝田徳造名誉会長(S27)、芝田会長も一緒に登壇、掛け声と同時に壇上の5人と参加者全員が一斉に万歳を行ってお開きとなった。
なお、立命館大学校友会事務局からは舩尾優一校友・父母課員が出席した。