立命館大学ボート部は、先週末行われた第89回ボート全日本選手権大会に出場し、男子・女子ともに素晴らしい成績を収めました。この模様について、地元在住、埼玉県校友会幹事の大熊章一さん(S52/1977産社)より、選手の奮闘の一瞬を捉えた写真画像とともにレポートが届きましたので、下記にご紹介いたします。
**************************************
9月15日(木)から18日(日)にかけて、埼玉県の戸田ボートコースで行われた第89回ボート全日本選手権大会において、立命館大学ボート部は、男子ダブルスカルが優勝、女子エイトは3位の輝かしい成績を挙げた。
男子ダブルスカル(経営学部4回生松田/経営学部5回生奥村)は、予選/準決勝とトップで勝ち上がり、18日の決勝では3週前のインカレに引き続き、この種目を連覇。
インカレと全日本を同じ年に勝つのは、6年前の舵手なしクオドルプルに続いて以来である。
女子エイトは全日本選手権だけにある種目であり、重複エントリーと混成クルーが認められている。立命館大学は、女子クルー単独チームでの初挑戦を目指したが、直前に1名が故障、同じ滋賀県瀬田川で練習する瀬田RCから漕手を招請。舵手は立命館大学のボート部女子には専門の舵手がいないため、同じく瀬田川に艇庫を構える龍谷大に舵手を依頼。「瀬田川混成クルー」での挑戦となった。
エイト艇は普段男子が使用している2分割出来る艇を、戸田まで持ち込んだ。女子エイトのエントリーは大学チームだけの6艇で、6レーンのフルコースでいきなり決勝を行った。
レースは練習不足が否めない混成クルーの弱点を逆手に取り、意表をついたスタートダッシュで500m/1000mまでトップで一艇身以上の差を付けて先行。観覧席の立命館大学応援団の視界に入ってきた時はトップであったが(01)、ジワジワ迫ってきた明治大に抜かれ(02)、ゴール直前では法政大に交わされ(03)、惜しくも3位でゴールとなった。
他に男子舵手付きペア順位決定戦で1位(総合5位)、女子舵手付きクオドルプル順位決定戦で2位(総合6位)となっている。