6月11日(土)18時より、福岡市中央区の「博多表邸」において、福岡県校友会主催の新卒校友歓迎会「立門会(りつもんかい)」が開催された。立門会は、サブタイトルを~オール立命館ウェルカムパーティin福岡~として、今春卒業生をはじめ若手・中堅・シニア各世代、APU校友の参加を呼びかけており、今回は総勢52名が参加した(内昭和年代卒は9名のみ)
藤厚久事務局長(S54/1979営)のはじまりの言葉、校友会事務局より参加の野村慶人課員の挨拶と学園近況報告をいずれもスピーディーに終え、たまたまマイクスタンドに一番近い所に座っていた木部香里さん(H20/2008政策)の声弾む乾杯発声で宴をスタートした。立門会は、"適当に食べて飲んでしゃべって"のコンセプトのもと、儀礼を極力省略した進行が行われるのが恒例である。
年次が近い校友同士が隣り合うよう配席されたこともあり、宴の初頭から会場随所において、自己紹介もほどほどに在学時の話や今の仕事の話などで盛り上がる場面や、参加者のうちおよそ4割が女性校友であったこともあり、初めて参加する校友もすっかり打ち解けている様子などが随所で見受けられたほか、高修治さん(H8/1996営)からのレア焼酎の差し入れには、大きな歓声があがった。
懇親会中途で挨拶にたったAPU校友会・父母会事務局ワンヤマユージンさんが、「日本語はまだ得意でないが、今日お集まりの皆さんと一杯お話したいです」と流暢なスピーチを披露して会場を沸かせた後は、星飛雄馬さん(H10/1998経)がマイクスタンド前に登場、今春新卒校友の紹介を行った。今年は昨年の3名を大きく上回る8名の今春新卒校友が出席。初々しさの中にも逞しさを感じさせる自己紹介に、会場全体から温かい拍手が送られた後は、豪華景品争奪じゃんけんゲームに移った。このゲームは新卒校友のみ対象であったが、お約束として先輩校友の勝手参加などもあり、星さんのアドリブの効いた愉快な進行が展開された。
当初の配席が大きく変化し会場全体で交流が行われる中、同じ高校出身、同じ地域に下宿していたなど、世代間のギャップを埋める話題によりシニアと若手の交流も大いに深まったところで記念撮影を行い会はお開きとなったが、終了後も半時間以上参加者の過半数が会場に残り、懇親会の中では挨拶しきれなかった校友が相互に自己紹介をしたり、連絡先を交換したりする光景が見られた。
今回最年長参加の松尾繁雄さん(S46/1971営)は、「初めて参加したが、大変しっかりした後輩にたくさん出会えてとても楽しかった。彼・彼女ら優秀な後輩が母校の今日の躍進をリードしたことがわかり感無量。来週(6/18土)に開催される北九州校友会のウェルカムパーティーにも是非参加したい」と語り、満足げに会場を後にした。