5月8日(日)11時より、西宮市民会館アミティホールにおいて、兵庫県校友会西宮支部第7回(平成23年度)総会が開催され、校友と家族、来賓の総勢32名が参加した。
第一部総会は、小野毅副幹事長(H3経)の司会のもと、青木哲哉幹事(S57文)が議長を務め、平成22年度活動・会計・監査報告、役員改選案、平成23年度活動方針・計画などが担当役員より報告された。
議事に先立ち挨拶に立った茶谷良明支部長(S35法)は、「東日本大震災による被災や影響は甚大かつ深刻だが、元気な地域が頑張って、被災地の復興を支えようではないか。西宮支部も例会等の活動を重ね、女性も多く参加する活気ある校友会となっている。今回の総会も熱く元気な集いとしよう」と力強く宣言した。
田中實兵庫県校友会副会長による来賓挨拶、野村慶人校友会本部事務局員による学園・校友会の近況報告に引き続き、第二部は ~今様うたごえ喫茶「うたごえ広場」~ と称して、神戸市垂水区在住のアコーディオン奏者米村博実さん(うたごえ喫茶の店珈琲ラウンジ・あかとんぼオーナー)を招き、米村さんの伴奏と指導のもと全員で合唱を楽しんだ。
ロシア民謡「カチューシャ」「一週間」「トロイカ」にはじまり、「高校三年生」「学生時代」など当日参加者の多くにとっての青春ソング、「南国土佐を後にして」「知床慕情」などご当地ソングなど、バラエティ豊かな選曲と米村さんの愉快なおしゃべりに、参加者は皆、時間が立つのも忘れて熱中し、東日本とりわけ東北地方への気持ちを込めて歌った「北国の春」は、ひときわ情感豊かな演奏となった。
第三部懇親会は、「うたごえ広場」の和やかな雰囲気そのままに、各テーブルで話に花が咲き、今月で91歳と6ヶ月を迎える中森高明さん(S16専経)や、松森太郎さん(S25法)など大先輩も、古角博子幹事(H12法)ら後輩校友との懇親を楽しんだ。
宴の中盤からは、「うたごえ広場第二部」として、米村さんの伴奏により希望者によるソロ歌唱が披露され、阿部一夫さん(S34理)が叙情溢れる「月の砂漠」を、本部事務局野村が「千の風になって」を、泉屋映子幹事(S44文)が秀麗な「みかんの花咲く丘」を歌い上げ、締めは茶谷支部長が洒脱な中に西宮支部への熱い気持ちを込めた「マイウェイ」を絶唱。これに大感激した中森大先輩が、急遽アドリブで茶谷支部長へのエールを送るなど大いに盛り上がった。
最後は再び全員で「見上げてごらん夜の星を」「上を向いて歩こう」の2曲を、心を込めて歌い、田中加代子副支部長(S45産)の閉会挨拶でお開きとなった。
なお、茶谷支部長の呼びかけにより、総会終了後東日本大震災復興に向けた義援金募集が行われ、当日欠席の校友から届けられた分も含め、総額5万円を越える義援金が立命館大学校友会に供託された。