2011年4月17日(日)17時より、京都市にある石長松菊園において百万遍寮寮友会総会が開催された。当日は天候にも恵まれ、昭和31年から昭和39年に卒業した寮友40名が参加した。14時には受付が開始となり、総会に先立って各学年の懇親時間が設けられ、東は東京、西は山口県に至るまで遠方からも集まった寮友は久しぶりの再会を喜んでいた。
今回の総会は昭和37年卒業の寮友が幹事となり開催された。最初に参加者全員での記念撮影が行われた後、稲垣武司氏(S37法)の司会により、参加者全員で物故者と東日本大震災の犠牲者へ黙祷を捧げた。今村義照代表幹事(S37法)より会の趣旨等にふれつつ「元気に会える我々で明るく元気に楽しもう」と挨拶があった後、校友会事務局からは学園と校友会の近況の報告が行われた。続いて、田中貢氏(S31経済)より乾杯の挨拶と発声があり歓談が始まった。
卒業年毎に分けられた参加者のテーブルでは、ひとつ屋根の下、同じ釜の飯を食べた寮友ならではの当時の思い出が語られ、苦楽を共にした学生時代を振り返っていた。途中からは、卒業年毎に参加者から挨拶も行われ、当時の寮生活に関する話や、数十年ぶりに再会した友人とのエピソードなどが述べられた。最後に、S39年卒業の寮友から「絶対にこの会を続けてS39 年卒が幹事を担当する次々回の総会を行う」と力強い宣言があると会場からは、ひと際大きな拍手がおこった。
会が終盤に差しかかった頃、司会者の音頭で参加者全員で校歌・応援歌・寮歌を順番に熱唱。会場の雰囲気が盛り上がった中で、次回の幹事を務める中村努氏(S38経済)の締めの挨拶が行われ、その後の一本締めで中締めとなった。
宴会場を後にしてからも、会場である旅館に宿泊した多くの寮友は、各宿泊部屋で引き続き時間も忘れて懇親を深めた。
なお、校友会事務局からは舩尾優一校友・父母課員が参加した。