3月5日(土)13時より、大津駅前の「滋賀ビル」において、滋賀県校友会主催セミナーが開催された。
今回のセミナーは、講師に板木雅彦立命館大学国際関係学部教授・同学部長を迎え、『サブプライム問題と世界金融危機』と題して、2008年に発生し世界経済を震撼させたサブプライム・ローン問題について、米国特有の住宅金融事情と証券化の仕組、システミックリスクの発現などについて講義が展開された。
金融工学の限界性やモラル・ハザードの問題にも言及した講義は熱を帯び、滋賀県校友会の幹事や職域校友会より参加の一般校友など約60名は、板木教授の話に皆熱心に聞き入っており、終了後は時間一杯まで質疑応答が行われた。
なお、同セミナーに先立って、同日午前滋賀県校友会幹事会が開催され、役員の異動や同県校友会総会・懇親会の開催日程、「オール立命館校友大会2011in京都」に関わっての広告協賛募集活動などについて審議が行われた。