1月29日(土)11時より、札幌市の札幌ガーデンパレスにおいて、第14回北朋会総会・講演会・懇親会が開催され、道南・道東など遠方から駆けつけた校友も含め総勢40名(来賓含む)が参加した。同会は道内の教育関係者・立命館学園関係者により構成されるグループ校友会である。
第一部総会は、物故者への黙祷を経て、館山昭会長(S52文:江差高等学校長)が開会の挨拶を行い、続いて本郷真紹立命館副総長、川崎昭治立命館慶祥中学校・高等学校長、住野公一校友会本部副会長が来賓挨拶を行った。議事では、会計・監査報告に加え役員新体制・会則の一部変更などを審議し、館山会長が今期をもって勇退、菊正敏さん(S51文:倶知安高等学校長)が新会長に選出された。
第二部は、本学校友で現在代々木ゼミナール札幌校講師の伊藤美徳さん(S55文)が、『これからの北海道の高校生に期待すること』と題しての講演を行った。
伊藤さんは、①北海道の受験生の実力 ②教師が手をかけるほど生徒は伸びる ③愛知県立岡崎高校の実践例 ④センター試験の総底上げに向けた課題等について具体例をあげながら分かりやすく説明を行い、最後に「今後、『グレーター立命』に大いに期待したい」と熱いメッセージを送り好評のうちに講演を締めくくった。
第三部は懇親会。上野隆三立命館常務理事による乾杯発声により懇談をスタート。中盤の久野信之立命館慶祥中学校・高等学校教頭による近況報告では、同校の加藤敦之教諭が中心となって制作した『北海道を中心とした日本全図(発行:(有)札幌グラフコミュニケーションズ)』が紹介され、多くのマスコミ等において取材を受けるなど、社会的にも非常に注目されている状況が報告された。
終盤は、メンネルコールOBの片桐清実さん(S58文)の指揮により、全員で応援歌を大合唱し、菊新会長の乾杯の音頭により再度杯を重ねて終了となった。今回同会総会・懇親会には、校友会本部事務局より縄本敏事務局長が参加した。