11月27日(土)13時より、東京都江東区のパナソニックセンター東京にて「2010年度東京校友会校友大会」が昨年度に引き続き「経済学部同窓会」と共同開催された。肌寒い気候の中にも関わらず、来賓等含めて約170名の参加者が会場に集まった。
第一部の総会では、矢倉章博幹事長(S58法)により司会が進行され、住野公一東京校友会長・校友会本部副会長(S45経済)の挨拶では、校友会活動への参加・協力についてのお礼が述べられた。続いて議事に移り、住野会長の議事進行のもと、まず城戸和弘東京校友会監事(S56経済)より監査報告があった後、矢倉幹事長より会務・会計・活動・収支予算・役員体制についての報告が行われ、全て拍手をもって承認され、総会を終えた。
第二部においては、最初にメンネルコールOBのリードのもと、参加者全員で校歌を斉唱。司会進行、再び住野会長より今度は経済学部同窓会会長として挨拶が行われた。続いて、来賓の飯田健夫学校法人立命館副総長より学園の近況にふれて、林幸雄校友会本部副会長・愛知県校友会会長より校友会の近況にふれての祝辞が述べられた後、講演会が行われた。
今回の講師は三井物産戦略研究所所長、日本総合研究所会長で本学の客員教授でもある寺島実郎氏より、「世界の構造転換と日本の進路」というテーマに基づいて話が展開され、様々なデータに基づきつつ、今話題となっている日中関係についても触れながら、これまでの歴史や政治的な背景も交えつつ日本経済が置かれている現状について分析、今後の課題について言及した。講演後には、質疑応答も行われ、参加者はその一言一言に真剣な眼差しで聞き入っていた。
場所を移して行われた第三部の懇親会では、司会進行に基づき小野守通新潟県校友会会長(S44経営)より2012年の新潟県にて開催の「オール立命館校友大会2012(仮称)」にふれて来賓挨拶があった後、森尾正東京校友会顧問(S17法)の乾杯の発声により懇親が始まった。アトラクションでは、よしもとクリエイティブエイジェンシー所属のショウショウがスペシャルゲストとして登場。勢いのある漫才が披露された後には、サイン争奪のじゃんけん大会も行われ、ショウショウも周りには若手校友を中心とした輪が広がり、会場は大いに沸いた。また、「女性セミナ―」「芝楽会」「リツトレ」といった東京校友会で行われている様々な活動もそれぞれ中心となって行っている校友から紹介があり、広く参加を呼びかけた。
懇親会も終盤となり、応援団リーダー部OBの木山秀一茨城県校友会幹事長(S56法)のリードにより、会場内の全員が肩を組んで応援歌を斉唱。会場はひときわ盛り上がった。最後に仲宗根宗督東京校友会副会長(S35理)の閉会の挨拶があり、今回の大会は終了となった。
なお、校友会本部事務局からは、縄本敏校友会事務局長・社会連携部長、村上吉胤校友・父母課長、大西克樹課員、舩尾優一課員が参加した。