11月27日(土)17時より廿日市市の「永渡屋」において、立命館大学広島県西部地区校友会第8回総会・懇親会が開催された。同会は、広島市の西隣廿日市市に在住の校友にて組織する広島県校友会傘下の地区校友会である。
司会進行は田中武士事務局長(S63経)が担当。第一部総会は、国吉真理子会長(S50文)の開会挨拶、校友会事務局から参加の野村慶人校友・父母課員による大学近況等報告、活動報告、会計報告等の議事が行なわれた。
続く第二部は、同会生川明宏副会長(S40理)により、『身近な防災』と題する講演が行なわれた。同会では、総会を「懇親+αのバリューを持つ会合」であると位置づけており、役員・事務局のよる十分な検討がなされたうえで講演が行なわれている。今回は、地震・集中豪雨など地元広島を襲った自然災害などをケーススタディとして、自主防災の有り方や対策などが論じられ、防災士としての立場から、日頃より防災対策の重要性を訴求し地域に貢献する生川副会長の講演に、参加者は大いに啓蒙されていた。
第三部懇親会は、広島県校友会の鎌倉正則事務局長(S40法)が祝辞を行い、県校友会繁栄の基盤を支える地区校友会の更なる発展を期して乾杯発声とした。
今回同会には、廿日市市在住の伊藤利彦広島県校友会長(S37法)も一般会員として出席するなど約20名が参加。昭和40年代の卒業生を中心として、其阿弥覚さん(S22理)から田中事務局長までその差41年にわたる幅広い年代の校友により、母校立命館や京都、地元廿日市市の話題などを軸に、密度ある交流懇親が展開された。
会の最後に、全員で記念撮影をしつつ校歌を斉唱し、そのユニークな試みに参加者自身で盛り上がるなか、平田広三郎副会長(S40理)による中締め挨拶により閉会となった。