11月13日土曜日18時より、山口県宇部市内のホテル河長において、立命館大学宇部・小野田校友会が開催され、地元宇部市・山陽小野田市在住の校友を中心として総勢30名が参加した。
当日は、総会・懇親会を通じて森島正信事務局長(S58文)が司会・進行を担当。渡辺浩同会会長が現在入院加療中のため、代理として登壇した江本郁夫副会長(S53理)は、10月末に開催された「オール立命館校友大会2010 IN 福岡」に、同会懇親旅行をかねて10名が参加し他の校友会とも交流を深めたことを報告しつつ、「今後も絶えず環境が変化していくなか、母校立命館が確固とした基盤のもと、国内外における存在感や求められる役割を果たしていくためには、地域社会に根差す卒業生の支援・協力が欠かせない・在席人数こそ少ないが密度の高い活動を行っている我々宇部・(山陽)小野田校友会をより一層盛り上げていこう」と力強い挨拶を行った。
渡邉申孝校友会本部副会長の来賓祝辞、野村慶人校友・父母課員の大学近況報告に引き続いて総会議事に移り、事業・会計・監査等の報告が行われた。議事においては、来年5月に一般市民開放型の講演会を同校友会主催で開催する予定(これまでも隔年で開催)であることや、昨年よりホームページを立ち上げ、会員向けに随時情報提供を行っていることなどが紹介された。
記念撮影をはさみ別室に移動しての懇親会は、前日(11/12金曜日)に総会を終えたばかりの清弘和毅山口県校友会長が、中村史朗同会事務局次長とともに来賓として出席。清弘山口県会長は、「この間途絶えていた両校友会の交流を今年復活した。本日の総会に参加できることが本当に嬉しい。両会の緊密な連携により、山口県における立命館の存在感を一段と高めていこう」と声高らかに宣言し、乾杯発声とした。
今回の総会には、昭和25年卒業から平成14年卒業まで、幅広い世代の校友がまんべんなく参加。同窓という関係だけでなく、地元の職務においても様々な関係を有する校友同士が、フランクな交流を繰り広げる。
会の中盤は同会恒例「立命館クイズ」。同クイズは、来賓も含み4~5名ずつ全員が参加して行われる予選と、予選各組の勝ち残り者による本選の二段階選抜により実行され、優勝者には「Rマーク入り西陣織レジメンタルネクタイ」が贈呈されるとあって、一同固唾を飲んで経過を見守る展開となる。
森島事務局長以下事務局メンバーで練りに練って50ほど用意したという問題は、サービス問題から難問・奇問までバラエティ豊かなうえ、会場からの要求に応えアドリブ問題も提示されるなどフレキシブルな対応が光る。「本日の出席者の出身学部で一番多いのは何学部?」「現在の会員数は何人?」「会費納入率は何%?」など同会の現況や課題をも包含する内容を含む問題も提示され、参加者からは感嘆の声とともに事務局への謝意が滲み出て、温かい雰囲気が醸成された。
クイズは、事務局の機転によりシード枠にて決勝戦より出場の大久保英雄さん(S31経)が、接線を制して見事優勝。会場が割れんばかりの大きな拍手とともに、Rネクタイを受け取った。
締めは参加者全員が輪を作り、森島事務局長音頭のもと、ア・カペラおよび手拍子により校歌・応援歌を斉唱、エールをもってお開きとした。なお当日同じホテルにおいては、地元の大学・高校のほか、中央大学の地区同窓会が開催されていたが、一番の熱気を誇ったのは我らが立命館であり、他校卒業生からの称賛の声を受けつつ参加者は家路についた。