11月6日(土)ホテルフジタ福井において、第53回福井県校友会総会・校友の集いが開催された。同県は隔年での総会開催となっており、2年ぶりの大集合に県下在住校友、富山県・石川県校友会代表、来賓など、総勢120名あまりが参加した。
村尾敬治会長(S47産)による「立命館学園創立110周年という記念すべき年に、各職域からの参加に加え若手・女性校友も多数参加し、賑やかに華やかに集いを開催できることは大変幸せ」との挨拶で開始された第一部総会は、福井テレビアナウンサーの松枝隆一さん(H3法)が司会・進行を担当。
続く総会議事では、古村隆一幹事長(S33文)が「総会開催、広報活動、学園への協力、白川静先生の顕彰、グループ活動の充実が、福井県校友会活動の大きなテーマ。立命館宇治の選抜出場では、有志54名により総額30万円近くに及ぶ全国校友会随一の激励寄付を実現し、校友会だより「立命館」は、紙面構成が他の校友会活動の参考になると、校友会本部のHPでも取り上げられるなど、多方面から大きな注目を集めている。ぜひ今後も皆さんの総力で福井の活動をさらに盛り上げていこう」と力強く事業報告がなされたほか会計・監査報告も行われ、いずれの事案も無事承認された。
第二部懇親パーティは、来賓の國廣敏文立命館常務理事、中村義孝校友会本部総務委員長の祝辞に引き続き、特別講演として川本八郎立命館顧問が登壇。川本氏はおよそ50年にわたる学園運営での逸話を披露しながら「同じ北陸出身(石川県小松市)の縁もあり、白川先生をはじめ福井の諸先輩に叱咤激励いただいたことが自らの大きな糧となり学園改革への活力となった。福井県校友会の皆様には、今後も立命館を厳しくかつ温かくご支援くださることをぜひお願いしたい」と述べ、万雷の拍手のなか講演を終えた。
坪井新一郎富山県校友会長の乾杯発声ではじまった歓談は、瞬く間に着席テーブルや世代、性別を超えた活発な懇親が各所で行われるようになった。参加者のうち40名以上が平成卒業の若手・中堅校友。また20名近く女性校友も参加しており、福井県校友会の多世代にわたる堅牢な参加基盤がうかがわれる。
中盤の初参加校友紹介とアトラクションは若手校友の担当。福井テレビアナウンサーの安藤好靖さん(H18国)の進行により、5名の校友が「R法被」を着て登壇し自己紹介を行ったほか、金田美波さん(H18産)村田薫さん(H18文)のお二人がフラダンスを披露。金田さんと村田さんは4年前の総会で初めて出会い、自宅住所がごく近所であることが分かって意気投合。以来若手校友によるグループで中心的に活動しているという校友会ならではのエピソードも紹介され、最後に若手校友のリーダーである丸井久明さん(H13営)が、来週11/14(日)に行われる福井レディス駅伝において、立命館大学陸上競技部の応援活動を若手校友中心で行うことなど、今後の活動の新展開に向けた抱負を述べ代表挨拶とした。
終盤は校歌および応援歌の大斉唱。ここぞとばかり「R法被」を着込んだ若手校友が壇上に馳せ参じ、応援歌では現役時代応援団リーダー部長を務めた出村久二男さん(S54文)が壇上に立ち、見事な演舞と雄叫び、そしてエールをもって場を盛り上げ、木場密雄石川校友会幹事長による万歳三唱をもって、盛況のうちに閉会となった。
今回校友会本部事務局からは、野村慶人校友・父母課員が参加した。
文中でご紹介している福井県校友会だより「立命館」は次のURLの記事にてご確認いただけます。ベテランから若手まで、幅広い年代層の寄稿者による魅力ある記事が満載です。ぜひご一読ください。
http://alumni.ritsumei.jp/news/004588.html