6月27日(日)13:00より、京都タワーホテル「飛雲の間」において、「立命館大応化会 第10回総会」が開催され、70名の校友・来賓が参加した。
「総会」は、松田十四夫(S38)庶務幹事の司会で開会され、まず最初に、全員で物故会員への黙とうの後、北尾舒彦会長(S39)より、1983年発足以来の応化会の歴史的経過と、生命科学部と薬学部卒業生を迎え入れる方向性を含む、今後の発展について、挨拶があった。次に、仲宗根宗督関東支部長(S35)と宮川金二郎中国・四国支部長(S31)より、各支部よりの報告・挨拶、村上吉胤校友・父母課長よりは、校友会活動の近況報告や今後の予定について報告を含む挨拶を行なった。
引き続き、小林亀造氏(S33)が議長に選出され、議事が進行された。まず最初に、松田庶務幹事より「前回総会議事録」「過年度の事業、決算報告」が、各種委員会報告を、篠原長政企画運営委員会委員長・副会長(S43)、金川義孝応化会ニュース編集委員会委員長・常任幹事(S39)、白石晴樹名簿管理委員会副委員長・庶務幹事(S47)、荒木武彦地域別活動推進委員会委員長・副会長(S43)より、それぞれ報告された。
次に、2009年度事業及び決算報告について、それぞれ花崎知則庶務幹事(H元)/澤村精治会計幹事(S49)より、会計監査報告を岡本朗会計監査(S32)より報告があり、全て拍手で承認された。加えて、会費に関する件を、岸要会費検討委員会委員長・常任幹事(S27)より、役員選出に関する件については、上原正巳役員選考委員会委員長・常任幹事(S34)より、北尾会長の再任を含む新役員の提案があり、更に、2010年度事業計画及び予算に関する件については、花崎庶務幹事、澤村会計幹事よりそれぞれ提案があり、全て拍手で承認された。また、生命科学部・薬学部新同窓会に関する件について、松田庶務幹事/花崎庶務幹事より、谷口吉弘副会長(S40)を委員長とする同窓会準備委員会の議論経過を紹介し、その方向性について拍手で承認された。最後に、新役員の紹介があり、北尾会長より再任の挨拶があり、祝電披露の上、閉会となった。
「講演会」では、まず最初に「生命科学部・薬学部近況報告」と題し、岡田豊生命科学部副学部長/生命科学部応用科学科教授より、両学部設置の経過やカリキュラム内容や実験室の風景を写真を駆使し紹介した。次に、「明日の創薬:有機化学の力で再び独自の低分子医薬を創生するチャンス到来」と題し、北泰行薬学部長・薬学部薬学科教授より講演があった。低分子医薬の創生についての極めて専門的な講演であったが、皆、メモを取り真剣に聞き入っており、講演後も活発な質疑応答が行なわれた。
「懇親会」は、同じく京都タワーホテル「ナポリの間」に会場を移し、中村尚武常任幹事(S41)の司会により、北尾会長の開会挨拶、鈴木啓三名誉教授の乾杯の発生で開演となった。懇親会の中では。石井猛名誉会員(S31)による「応化会温泉研究会」の案内や、生命科学部・薬学部紹介DVDの上映等を行なうなど大いに盛り上がった。
最後は、金川常任幹事による閉会挨拶と舩戸貴之氏(S61)の一本締めでお開きとなった。