6月12日(土)、立命館大学びわこ・くさつキャンパス(BKC)において、スポーツ健康科学部・大学院同研究科開設記念式典を行った。式典にはスポーツ健康科学部・大学院同研究科の新入生約150人と来賓者約100人が参加した。
第1部の記念式典冒頭では、主催者挨拶として川口清史・立命館総長が、スポーツ健康科学部への4つの期待と課題 『①スポーツ・健康分野の研究を進める担い手の育成、②新しい教育システムの実現、③正課とともに課外活動への貢献、④地域との連携』について、述べた。
第2部では、「スポーツ健康科学の未来に期待するもの」をテーマに、シンポジウムを開催した。シンポジウムにはGE Healthcare Japan株式会社取締役副社長兼ヘルスケア統括本部長・川上潤氏、公益法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団常務理事兼事務局長・岸川善次郎氏、株式会社ルネサンス取締役執行役員・高崎尚樹氏、滋賀大学教育学部保健体育講座特任准教・江崎和希氏がシンポジストとして参加し、田畑泉・スポーツ健康科学部長・大学院同研究科長がコーディネーターを務めた。川上氏は、「科学を交えてリーダーップ論を学び、社会に貢献してほしい」とスポーツ健康科学分野に対しリーダシップ論を学ぶ必要性を訴えた。
その後、希望者に対しスポーツ健康科学部の基本棟である「インテグレーション コア」の見学会を行った。栄養調理自習室やエネルギー代謝測定室、低酸素実験室、MRシステムなどの施設を見学し設備の説明を行った。また、参加者は人間の体型を3次元で解析する「3次元人体計測システム」を体験した。
最後に、エポック立命21エポックホールにおいて来賓者や大学関係者を交えてのレセプションを行い、式典は幕を閉じた。
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