5月15日(土)14時から奈良県天理市のウェルカムハウス・コトブキにおいて、「平成22年度立命館大学奈良県校友会天理わだつみ会第17回総会」が開催され、44名の校友が参加した。平成卒業の校友は、10名が参加した。
総会は、田岡誠悟副会長(S35文)が司会を務め、梶田日隆副会長(S33経)の開会のことばではじまり、物故恩師・校友への黙祷ののち、校歌を斉唱し、酒谷庄兵衛会長(S32経済)が「母校立命館大学は素晴らしい発展を続けている。これからも母校の発展に力を尽くそう」とあいさつした。
来賓を代表して渡邉申孝奈良県校友会会長(S33経済)が、奈良県校友会のなかで天理わだつみ会が積極的な役割を果たしていることに感謝を表明し、校友会本部事務局から前田秀敏社会連携部担当次長が、大学の近況について報告した。
その後、弓仲弘司事務局長(S34理工)が平成21年度事業報告を行った。同報告、会計報告・会計監査および平成22年度事業計画・収支予算案が承認決定された。役員改選では、中野 健氏(S33文)が新副会長に、岡本道憲氏(S42法)が新会計に選任され、奈良県校友会常任幹事に、中野 健新副会長、岡本道憲新会計、奥田栄作氏(S47理工)および今村欣司氏(H7産社)が選任された。
参加者全員の写真撮影の後、高野眞幸氏(元天理高校二部社会科教諭、S49文)が、「柳本飛行場について」と題して講演をした。同氏は、自ら歩いて調査した結果をまとめた「天理・柳本飛行場と朝鮮人強制連行」という資料および地図にもとづいて、終戦の6カ月前に建設された柳本飛行場(正式名称:大和海軍航空隊大和基地)の歴史、今も残る基地の痕跡および強制連行された朝鮮人労働者の役割などについて説明した。
懇親会では、東田至功子氏(S62文)が司会を務めた。中野健新副会長の開会あいさつののち、来賓である杉本昭司奈良県校友会副会長・南和会会長(S32文)および福井徳丞奈良県校友会事務局長(S34経済)が「結束を固めて校友同士仲良くやっていこう」と呼びかけた。天理教真柱の中山善司氏(S57文)が祝辞を述べたのち、高野眞幸氏、田中仁氏(H7国際)、大平裕生氏(H20情報理工)および前田泰征氏(H21法)の4氏が新会員として紹介され、あいさつした。
宮西康司幹事(S32経済)の発声で乾杯し、懇親を深めた。全員で応援歌を斉唱したのち、中尾清会計監査(S36文)の音頭で万歳三唱をして中締めとなった。