4月30日(金)、5月1日(土)の二日間に渡り、立命館大学 創思館1階カンファレンスルームにて国際シンポジウム「文化財の現在・過去・未来―デジタルとアナログ共存の意義―」を開催いたします。このシンポジウムは、「日本文化デジタル・ヒューマニティーズ拠点」(立命館大学)と立命館大学アート・リサーチセンターが主催しています。ぜひご興味のある方はご参加下さい。
当日のプログラム内容や申込方法など詳細はこちらをご覧下さい。
http://www.arc.ritsumei.ac.jp/lib/GCOE/info/A4.pdf
(企画チラシ抜粋)
人類の文化活動の所産である文化財は、有形・無形を問わず多様であり、多くの人々の手によって作られ、守られ、伝えられてきた。本拠点が推進している日本文化に関わる文化財のデジタルアーカイブ化とデータベース構築は、最新の技術を駆使した文化財保護事業の先駆けであり、現在多くの機関が同様の活動を行っている。しかし、デジタル技術を用いた文化財保護・継承が隆盛となっている中で、逆に現在も昔ながらの技術を用い、アナログにこだわって、文化財を保護・継承している伝承者が数多く存在する。
本シンポジウムは、文化を継承する人間を含めたすべての事象を「文化財」として捉える。そして、デジタルとアナログ技術に携わる現在活動中の文化の作り手、担い手、使い手たちを一堂に招き、それぞれの立場から文化財の現状をお話し頂きながら、文化財保護・継承にまつわる問題点を引き出し、デジタルとアナログが共存していくためにどのような方策を取っていくべきかを検討しながら議論することを目的とする。
2010年4月30日(金) 13:00 -18:00
〈文化財の過去そして現在 ―作る人、伝える人〉
[講演]吉岡幸雄(染織家・染司よしおか当主)「伝統色と文化財」
[実演]和菓子製作:(株)虎屋
[懇親会] 会場:立命館大学末川記念会館レストランカルム
《一般》5,000 円 《学生》2,000 円
※懇親会は予約が必要になります。
5 月1 日(土) 9:30 -18:00
〈文化財の現在そして未来 ―伝える人、守る人〉
[講演]Joe D. Price (日本近世絵画コレクター)
「The Man Who Painted Light(光を描いた男)」