3月15日(月)から19日(金)の5日間に渡り衣笠キャンパス・朱雀キャンパスにて、「立命館グローバルリーダープログラム」を実施した。附属校生が大学入学後に高い志とリーダーシップを持って学生生活を過ごすための、意識づくりと附属校生同士が刺激し合える環境づくりが目的で、今回が初の実施となる。
このプログラムは、立命館高等学校、立命館宇治高等学校、立命館慶祥高等学校、立命館守山高等学校の高校3年生のうち、2010年度から立命館大学、立命館アジア太平洋大学に進学する生徒から、30名が参加した。
プログラムでは、生徒が各種のグループワークを通してプレゼンテーションを行った。また、日本アイ・ビー・エム株式会社相談役の椎名 武雄氏をはじめとした現代社会で活躍されている方を講師に迎え、今後のリーダーとして求められる資質と哲学の習得を目指した。
18日(木)に講演した椎名氏は講演の中で「企業でリーダーとなるものは、one wayコミュニケーションであってはいけない。一貫した発言であることはもちろんだが、社員の意見に耳を傾け、良いものは取り入れていくtwo wayコミュニケーションが大切」と述べ、生徒たちは熱心に耳を傾けていた。
最終日には、5日間の取り組みを踏まえ、各生徒が将来に向けてのマニュフェストを作成・発表した。
修了式で、川口清史・立命館大学総長は「学園の中でリーダーシップを取れる人はとても大切。皆さんには学園全体を引っ張っていくようなリーダーになってほしい。」との激励の言葉が送った。また、生徒を代表して立命館高等学校の東出有也さんが「リーダーというのは、一人ひとりの意見を聞いて、その上で何が一番大切であるかを冷静に判断できる人だと改めて感じた。また、この機会を通じて皆さんと仲良くなれたことも楽しかった。今回できたつながりを大切にして大学でも頑張りたい。」と述べ、充実した5日間のプログラムを終えた。
プログラムの詳細や様子などはこちら。
http://www.ritsumei.jp/pickup/detail_j/topics/5519/date/3/year/2010