啓蟄とはいうものの生憎と肌をさす冷雨に見舞われた3月6日(土)、豊橋市のホテルウェステージ豊橋において18時より、愛知県校友会東三河支部の平成21年度総会が開催され来賓含め60名が参加した。
第1部総会は、山口裕啓(S51経)氏の司会進行のもと、小川公男副支部長(S41経)の開会挨拶、青木清美氏(S58理)のリードによる校歌斉唱にて、天候を一蹴するかのごとく華々しくスタート。
支部長として挨拶を行った村田修一氏(S35法)は、先月京都にて行われた校友会本部主催「卒業50周年記念祝賀会」に参加し全国から駆けつけた同窓生と50年振りに再会し、その後の交流が芽生えたエピソードを交え、「校友会は多くの校友が集い共に大学を想うひとときを過ごすことで、それぞれが京都・滋賀で過ごした青春時代の輝かしい思い出を鮮やかに甦らせ、明日への活力を得る場として大変貴重。本日の総会が、参集した校友にとって価値ある機会となることを願う」と述べた。その後、井上博善氏(S49営)より会計その他報告が行われ、第1部は滞りなく終了した。
第2部講演会は、大羽秀明氏(H15経)の司会進行、西郷隆治副支部長(S40営)の開会の辞・講師紹介により、本学名誉教授の坂本和一氏が登場。演題を「立命館この20年~国際関係学部・BKC・APU」とする講演が行われた。この間の学園創造に関る立命館の果敢な挑戦について、副総長・初代APU学長として核心的に取り組まれた坂本教授による講演は、当時の写真やエピソードが随所に織り込まれ、時には坂本教授の自身の語り口調も熱気を帯びるなど大変ダイナミックな雰囲気に満ち溢れており、参加者は皆強く惹きこまれていた。
講演終了後は、再び西郷副支部長ならびに村田支部長が登壇し、今回の講演に触発され迸り出た母校への熱い想いが披瀝されるとともに、坂本教授への謝意が述べられた。
第3部懇親会は、金子和久氏(S55営)の司会進行のもと、鈴木博(S42文)副支部長が冒頭挨拶。来賓の愛知県校友会長の林幸雄氏の乾杯発声にて懇親がスタート。
最年長参加の山本善次氏(S28経)から昨春卒業の西澤高広氏(H21営)まで、その差57年にわたる幅広い年代層の校友が参加するなか、事務局の綿密な準備により企画された最新立命館グッズ争奪大ビンゴ大会などで盛り上がり、商品獲得者からはそれぞれ愉快なコメントが飛び出すなど、終始和気藹々とした雰囲気で懇親が進んだ。
最後は再び青木氏の演舞・リードにより会場内一丸となって応援歌グレーター立命を熱唱、参加者全員による記念撮影を行って盛況のうちに閉会となった。