2月6日(土)午後3時から、姫路市のまねき食品株式会社・本社3階ホールで「第23回姫路立命会総会」が開催された。第1部総会、第2部講演、第3部懇親会の3部構成で実施され、約90名の校友が参加した。
第1部の総会は、校歌斉唱後、尾上誠一姫路立命会会長(S33経)が「母校の発展に元気をもらいながら姫路立命会も力合わせ頑張っていきましょう」と挨拶。次に、久内麻佐行幹事長(S55法)、比良さやか副幹事長(S58法)から活動報告と会計報告が行われた。当日の校友会来賓は大庫典雄兵庫県校友会顧問(S24理工・S26経)、木村碩志兵庫県校友会顧問、辻寛兵庫県校友会会長(S35理工)、岸本真之兵庫県校友会事務局長(H1産社) で、来賓を代表して辻寛会長が挨拶が行われた。続いて、校友会本部事務局から出席した布施亮介社会連携課課長が母校の近況について報告。
第2部講演会では、今回公務のため欠席された石見利勝姫路市長(姫路立命会顧問・元立命館大学政策科学部長)の代理として来賓出席した姫路市姫路駅周辺整備室の坂口幸浩主幹が「姫路駅周辺の整備計画について」と題し貴重な映像を駆使しながら新たな姫路駅前の計画を公表した。続き講演したのは立命館大学大学院言語教育情報研究科・東照二教授。「言語学者が政治家を丸裸にする」というタイムリーなテーマのもと政治家の言語使用を社会学的観点から分析しながらユーモア一杯に語る講演は時間が過ぎるのも忘れるくらいで参加者全員を魅了した。
第3部の懇親パーティーは、尾上竜二副幹事長(S60経)とプロの司会者の森弥生さんの元気と笑顔一杯の司会進行に加え、第42代姫路お城の女王の日下部文さんも彩りを添えて会場は冒頭から華やかさに包まれた。まず三木博之副会長(S32経)の挨拶と井上泊巳顧問(S29法)の乾杯で懇親会はスタート、各テーブルで記念撮影、「立命クイズ」や「熱々おそば早食い競争」、「姫路お城の女王とのじゃんけん大会」など全員参加型の盛り沢山の催しで終始笑い声と笑顔にあふれ熱気が満ちていた。その後、全員で応援歌を斉唱、そして福知武司副会長(S35理工)が音頭を取り万歳三唱し、最後は中塚孝継副会長(S4文)が今回の総会全体を振り返りながら閉会の挨拶で締めくくった。
今回、「総会を機会に校友の異業種交流を活発に」という石見市長の祝電にもあるように懇親会での名刺交換は活発で平成卒業の20名を超える若手会員も様々な先輩校友との交流に笑顔一杯で楽しんでいた。参加者の年齢バランスも良く、まさに6月開催するホームカミングデーで標榜される「世代を超えて深い連帯の絆を結ぼう」というコンセプトを具体的に創出している場といえるものであった。