先月末、立命館大学と立命館アジア太平洋大学の留学生ら約30人が、栗東市小柿の市立治田西小学校を訪れ、4年生の児童101人と遊びやクイズを通じて交流した。
本企画は、子供達が広く世界に目を向ける機会を提供したいという治田西小学校の申し出に対して、タイやベトナム、インドネシアなどから立命館に入学し、国際ボランティア活動に取り組む学生らの6団体が応え実現した。
中国との国際交流団体「フリーバード」「笑(シャオ)」メンバーの学生は、「手紙」の文字が中国ではトイレットペーパーを意味することや、ドラえもん、ピカチュウなどの人気キャラクターの漢字表記を紹介。違いに驚いたり、強く興味を引かれたりした様子の児童に、学生たちが「同じ漢字を使う中国と日本は昔からずっと仲良し。大きくなって訪ねたら、思い出してね」と優しく語りかけた。
立命館大学学生オフィスの星野泉氏は、「立命館アジア太平洋大生と協力しての学校訪問は初めて。今後も続けたい」と話していた。