1月24日(日)、北九州市において第21回選抜女子駅伝北九州大会が開催された。本大会は、実業団・高校の全国トップクラスのチームが同じコースを同時に走る全国的にも珍しい大会で、最大でおよそ30mもの高低差があり女子選手にとっては過酷なコースであることが広く知られている。(RKB毎日放送ホームページ記事より引用)
本大会には立命館宇治高校が連続出場しており、北九州校友会においても公式行事として毎年応援を実施しているが、今次大会における高校の部三連覇達成に向けた激励のため、中尾憲二青年部幹事(S63経)を総責任者として、役員総出により応援活動が企画された。
事前の入念な準備を経て、大会前々日には藤田卓也副会長(S54経)および三宅あき幹事(S60文)が宿舎を訪問し選手を激励。北九州校友会からの記念品として、選手にナイキ製のタオルマフラーを贈った。前日には応援活動最終打ち合わせを兼ねて開催した役員会・新年会に荻野由信立命館宇治中高陸上競技部監督・高野阿草同部顧問を招き壮行会を挙行するなど、活動は例年以上に盛り上がりを見せ、大会当日は奥野照章会長(S41法)、高藤昌和前会長(S31経)をはじめとする役員ならびに会員、その家族を含み総勢30人強が結集、コースのスタート・ゴール地点、2・5区、3・4区の3拠点において強力な応援が実施されることとなった。
気温は低いものの風は弱く抜群の駅伝日和に恵まれた天候のもと、各拠点では拠点責任者の采配で沿道数十メートルにわたって幟が掲出されたほか、同校友会特製の横断幕も登場。数あまたに用意された「R」の手旗は新聞社さながら近隣住民の方にも手渡されるなど、まさに地域に溶け込んだ温かい応援活動が繰り広げられるなか、難コースに挑む選手達に熱い声援が送られた。
大会結果については、前週の都道府県対抗女子駅伝(都大路駅伝)と同様、岡山県勢(天満屋:今大会総合1位、興譲館高校:今大会高校の部1位)が圧倒的な強さを見せ付け上位を独占することとなり、立命館宇治は苦しいレース展開のなか本領を十分に発揮できず、残念ながら高校の部6位入賞という順位となった。
大会終了後、宇治荻野監督により「今次大会は苦しい展開となり、校友の皆様のご期待にお応えできず誠に残念。しかしながら、本校から遠く離れた北九州の地で、このような熱い応援をいただけたことは選手だけでなく監督・顧問にとっても力強い支えになり、他校の監督達からも大変羨ましがられた。来年頑張ってまた新たな期待に応えたい」と謝意が述べられ、ついで選手代表より「今年力不足であったところを真摯に反省し練習を重ね、来年皆様に胸をはってお応えできる結果を出したい」との決意が表明されると、ゴール地点に再結集した同校友会役員・会員より、盛大な拍手とひときわ温かな声援が送られ、来年の再会・健闘を期して最後に全員で記念撮影を行ったうえで解散となった。
今回、元北九州市在住で赴任先の長崎より家族連れで遠路駆けつけ、応援に飛び入り参加した校友もおり、同校友会では来年度以降も継続して本大会に対する応援を実施する計画である。
なお、今回校友会本部事務局より野村校友・父母課員が参加し、初村雅敬同校友会幹事長(S53経)とともに3拠点を巡り、一緒に応援をおこなった。
(今次応援企画ならびに同校友会の日常的な活動については北九州校友会ホームページアドレスをご参照ください。http://alumni.ritsumei.jp/kitakyusyu/)