第38回建立会(建設会大阪支部)が1月16日(土)14時から、大阪市中央区安土町のヴィアーレ大阪において開催された。近年の土木業界不況を改善しようと150名を超える校友が集まった。
司会は原田直樹氏(S59理)が務めた。冒頭は2期4年に亘って会長を務めた中尾恵昭会長(S50理)の挨拶が行われた。4年間の建立会を支えてきた重責を果たし、思いを語りながら満場の熱い拍手と感謝の中、挨拶を終えた。
続く会計報告の後、役員改選の議題となり、議長に糸田川副会長(S47理)を選出、新役員について提案され、満場の拍手によって承認された。新役員を代表し、大西博新会長(S52理)が挨拶し、道路基盤整備をはじめとした社会基盤整備の必要性を語った上で「立命館の技術を活かしていきたい」と抱負を述べた。
来賓の祝辞では早川清教授より、学園のご報告のほか、今春にスポーツ健康科学部が開設されること、さらに昨年末まで副総長を務めた児島孝之教授が3月末で退職されることなどについて報告されたことに加え、この不況下とあって就職未定者がまだ多く、就職への期待などについても語られた。
校友会事務局からは、事務局長代理として出席した村上吉胤校友・父母課長が挨拶。2010年6月6日(日)に衣笠、およびびわこ・くさつの両キャンパスで開催する「ホームカミングデー」の案内や、2010年10月30日(土)に福岡で全国校友大会を開催することなどについて報告した。続いて、渡邊郁夫顧問(S42理)が、昨年末に設立され、自身が会長を務める立命館大学技術士会について話し、技術士の結集と後輩への支援を要請した。
この後は祝宴となり、祝宴の司会は、平成20年に理工学部建築都市デザイン学科を卒業した黒木春奈さんに交替した。乾杯は吉川征史顧問(S42理)により行われ、祝宴が始まった。アトラクションではフラダンスが披露され、華やかさに見とれた多くの参加者たちは相次いでシャッターを押していた。さらに、応援団チアリーダー部による応援歌と校歌が披露され、参加者とともに合唱した。
最後は昭和52年卒の有志が壇上にて大西新会長を囲み、島田裕康新副会長の音頭により、万歳三唱で締めくくった。ここ2年ほどは、土木業界の大不況もあり、参加者が大きく減ったが、ねばり強く企画してきた若手幹事の行動や地道な努力が実を結んだ結果、多くの校友が参加し、会は大変な盛り上がりをみせていた。