10月3日(土)13時から、船橋グランドホテルで千葉県校友会の「Rちば校友の集い」が開催され、来賓を含む約90名が参加した。総会、文化講演会、懇親会の3部構成で行われた。
総会の司会は橋本淳司氏(S44理工)が務めた。冒頭、物故校友への黙祷の後、北村遼太さん(H20情理)の開会宣言が行われ、応援団OBの阿部敬史さん(S59経済)の振り付けとともにメンネルコールOBの松永直久さん(S21経済)が校歌を斉唱した。続いて、山本良夫千葉県校友会会長(S37経済)が挨拶し、新旧の卒業生の垣根なく、そして近県の校友も参加しているイベントの状況などについて紹介。「年間通して多くのイベントを企画しているのが千葉県校友会の特徴。今後も校友会の充実に向けて努力し、大学の発展を後押しできるよう、千葉で立命館をPRしていきたい」と力を込めていた。
来賓紹介の後、大学代表の見上崇洋副理事長が学園の近況について「大学の存在意義が問われている現代において、立命館は新しいことにチャレンジしている」と挨拶され、2010年開設予定の「スポーツ健康科学部」や、文科省の「国際化拠点整備事業(グローバル30)」に採択されたこと、さらに2010年6月6日に開催予定の「ホームカミングデー」などについて話された。
続いて、校友会本部の会長代理で出席した林幸雄校友会本部副会長・愛知県校友会会長が、若手校友や女性校友の参加増に向けて力を入れている各校友会の各活動についてふれた後、9月27日に愛知県で開催された校友大会に関して報告した。そして、北本暢東京キャンパス所長が、東京キャンパスや開講されている講座について紹介し、同キャンパスの利用を呼びかけた後、首都圏校友会を代表して湯浅美明東京校友会副会長が挨拶し、校友会は「出会いのチャンスをつくる場」であることを強調し、趣味などで広くつながる千葉県校友会について絶賛していた。さらに、中牟田満子立命館大学父母教育後援会千葉県委員が法学部4回生に在学中のお子様について「充実した学生生活を送り、納得のいく就職活動ができた息子は、立命館に進学して有意義な人生を得たと思う」と話された。このほか、来賓として、野口邦夫神奈川県校友会幹事長、森本元祥同監事、内野生朗埼玉県校友会幹事長、辻清吉茨城県校友会幹事、笠原朋雄栃木県校友会幹事長、黒川恵美父母教育後援会千葉県委員、西田宗旦東京オフィス参与、杉山将人東京キャンパス副事務所長が出席された。
この後の議事では、前中淳総務委員長(S39理工)が議長を務めた。平成21年度活動報告、22年度活動計画(案)、役員一部改選(案)、会則一部改定(案)について辻信雄幹事長(S42理工)が、21年度会計報告、22年度活動予算(案)について小林常男財務委員長(S46理工)、21年度監査報告について東條哲博筆頭監事(S40理工)が発表し、すべて拍手で承認された。
第2部の文化講演会は、9月の校友大会プレイベントでタレントのユンソナさんとのトークショーを繰り広げられた(株)ホリプロ・チーフマネージャーの五間岩ゆか氏(H13政策)が「立命館で学んだ私の手法」と題して講演された。ホリプロに所属する久野知美アナウンサー(H18文)とともに壇上で話され、短大卒業後にラジオキャスターを経てベトナムでの生活を経験した後に立命館大学に編入されたことや、大学での学びが現在の仕事にも生きていること、ユンソナさんの担当マネージャーの頃のエピソード、さらに立命館への愛校の気持ちについて言葉にされ「立命館は自信をつけさせてもらった場所。ここで自分を好きになることができたからこそ、今の私がある」と締めくくられた。
第3部の懇親会は岡公児広報委員長(S48法)と景梅さん(H16院経営)が司会進行。千葉県校友会で活発な活動に展開する3ブロック(東葛、葛南、千葉)の活動紹介や18年間、継続して活動している「歴史地理探訪会」の紹介が行われた後、三好康隆東葛ブロック長の乾杯発声でスタートした。続いて新参加者が紹介され、しばし歓談の後、校友の歌手・千葉山貴公さん(H13文)のステージが行われ、美しい歌声が会場に響き渡っていた。さらに、ブロックごとの記念撮影会やビンゴゲーム大会が行われ、盛り上がりはピークに達していた。最後は全員で肩を組んで輪になって応援歌を合唱。原宏亮副会長(S40法)の言葉で閉会となった。
なお、校友会本部からは武田敦校友会事務局長・社会連携部次長、山口起儀校友・父母課員が出席した。