8月29日(土)15時10分より、京都ホテルオークラにおいて「第22回立命館学園会計人会第22回定期総会・研修会」が開催された(参加者数約40名)。村山佳也事務局長(S41経)で始まった第一部総会は、森金次郎会長(S25文)の「立命館大学の学部・大学院における指導や、日本税理士会連合会による寄附講座での連続講義の担当など、本会会員の税理士による熱心な活動が行われているが、元気のある母校を支援するため、今後ますます活動を活発化させていこう」とのご挨拶を受けて開会。田島博昭税理士(S41営)を議長に議事を行い、村山事務局長の事業・会計報告、堀口豊昭会計幹事(S28法)の監査報告、ついで村山事務局長による新年度事業・予算計画報告の承認を経て、今回の総会をもって勇退される森会長の後任に村山事務局長が就任することを全会一致で決議のうえ、議事を終了。
次いで開催された第二部研修会では、昨年に引き続き講師を務める植田卓税理士(H19院法)により「生前での事業承継における納税猶予制度の活用」と題し、今般の税制改革により大幅に拡充された中小企業の事業承継時の相続税および贈与税の納税猶予制度について、申請要件や実務上の留意点など、植田税理士が今回の研修のために作成された資料・図解を用いて実践的な説明が行われた。
会場を移した第三部は、山口稔税理士(S46営)の司会・進行のもと、来賓の吉田美喜夫法学部教授ならびに平田純一経済学部長の祝辞、望月爾法学部准教授の乾杯発声により懇親会がスタート。中盤では、本会の招待により参加した税理士資格取得を目指す大学院生10名の自己紹介が行われ、「試験に合格し税理士登録した暁には、本会に参加し先輩の先生方と一緒に活動していきたい」との意志が表明されると、会場内よりひときわ大きい声援と拍手が送られた。最後に、村山新会長より「近頃、業種別の校友会活動が活発化していると聞いているが、会計人会においても中堅・若手会員による研究会を発足させ研究活動や後進の指導を行うなどして、母校に対する更なる貢献を果たしていこう」とのメッセージが発せられ、盛大な拍手のなか会は終了した。
なお、校友会本部から野村慶人社会連携部社会連携課員が出席した。