7月4日(土)午後4時15分から、米国・イェール大学同窓会との交流プログラムが行われ、イェール大学同窓会役員、全米各地のイェール・クラブの会長、卒業年次ごとの同窓会会長と立命館大学、立命館アジア太平洋大学、立命館大学校友会との交流が繰り広げられた。
イェール大学同窓会は、様々な大学と卒業生との新たな結合を探り、継続的な関係構築のあり方を追求することを目的に2008年から、各国の大学を訪問する「YALE(イェール)GALE」という活動を実施している。6月29日から日本の各大学を巡回中で、7月6日までに計6大学を訪れる予定で、この日は京都大学と立命館大学を訪れた。
2部構成で行われ、第1部の「立命館大学衣笠キャンパスツアー」には33名が衣笠キャンパスを訪れた。はじめに、創思館ホールで行われたお祝いセレモニーには川口清史総長、本間政雄副総長、小山昌久国際部長が出席した。司会は本間副総長が務め、川口総長の「ウェルカムスピーチ」で幕を開けた。この後、立命館大学を紹介する映像が放映され、続いて、細井浩一映像学部教授がグローバルCOEのプログラムのプロジェクトの一つでもある「バーチャル能」について紹介。ユニークな取り組みということもあり、イェール大学関係者は興味深く聞き入っていた。さらに、高杉巴彦国際平和ミュージアム館長による挨拶も行われた。引き続いて、学生スタッフの引率によるキャンパスツアーが行われ、存心館、図書館、国際平和ミュージアムなどを歩いて紹介した。
第2部のレセプションは午後6時15分から、京都市内の京料理「木乃婦」で行われた。校友会本部から住野公一副会長・東京校友会会長、中村和歳、加藤ニコルの両常任幹事、井辻秀剛幹事・東京校友会副会長の4氏と、学園関係者から長田豊臣理事長、川口総長をはじめ役員、職員33名の計37名がそれぞれ出席。また、レセプションからはイェール大学の関係者16名も新たに加わり、計86名による夕食会が行われた。同窓会冒頭、長田理事長が挨拶した後、ゴードン・メイヤーズ氏がイェール大学関係者を代表して一言述べられ、続いてメイヤーズ氏と長田理事長による贈り物交換が行われた。
この後、住野副会長が立命館大学校友会について、モンテ・カセムAPU学長がAPUとAPU校友会についてそれぞれ紹介し、続いて、エドワード・セヴィラ氏からイェール大学同窓会の活動や、ファンドレイジングとその手法などについて紹介された。さらに急きょ、門川大作京都市長がご来場され、イェール大学関係者の激励や京都市の紹介などについて挨拶された。そして、立命館からの出席者が紹介された後、カセムAPU学長の乾杯発声でレセプションが始まった。
歓談中は立命館の教職員とイェール大学関係者が交流を繰り広げ、集まって写真を取り合うなど、終始盛り上がりをみせていた。最後は川口総長による「サンキューメッセージ」で閉幕となった。