6月20日(土)15時から、阿部毅氏(昭50文)が取締役を務める万代シルバーホテルにおいて、新潟県校友会が総会・懇親会を開催した。
総会開催前には茶道研究部出身で県校友会文化部長の北川功氏(平1文)がお点前を披露、参加者にお茶を振舞い和んだ雰囲気で開会された。
第一部の総会は、青年部長の加藤雅之氏(平6営)が司会を進行。小野守通会長(昭44営)のあいさつではじまった。会の運営に対する会員の積極的な取り組みに感謝を表し、現在埼玉県で療養している顧問の平松静雄氏(昭17専法)を埼玉県校友会が見舞い元気な様子を伝えていただいた話を披露、このような心と心の交流が校友活動のすばらしさだと言及した。続いて母校を代表して平田純一経済学部長が「これからの学園は拡大よりも人材を育てる教育システムやニーズに応えていく研究に立脚した政策を展開する」など、学園の近況が報告された。次に、武田敦事務局長・社会連携部次長が校友会のさらなる活性化に向けた取り組みを、近隣県を代表して坪井新一郎富山県校友会会長(昭33理)がブロックとして協力して取り組んでいこうと強く呼びかけた。その後、加藤氏が総会議事の議長も務め、会務報告と役員改選は幹事長の小畑正敏氏(昭46文)から、会計の状況を樋口和道氏(昭53法)からそれぞれ報告された。「うちの若手は活発で...」と小野会長が漏らすように、青年部と女性部を中心とした活発な取り組みをおこなっている。年数回開催される懇親会はもちろん、花火大会や駒形哲也氏(平13政策)が勤務する朝日酒造酒蔵見学ツアーを実施、また会報「RING」には旭日小綬賞を叙勲された牧野庄三氏(昭33経)の記事に混じり、若い校友の日ごろの活躍も取り上げられ、年間を通してフレッシュでいきいきとした活動が展開されている。
今年の校友スピーチはシドニー、アテネオリンピックのシンクロナイズッドスイミング銀メダリストの牧野容子氏(平14営)。オリンピックでの映像に感動を受けながら、練習の厳しさや当事の心境、選手村での裏話などを聞くことができた。スピーチの間には本物の銀メダルに触れることができ、その重さに感嘆の声があがったり、メダルを首にかけて写真を撮る校友の姿もみられた。
懇親会は杉﨑朋子女性部長(平4文)が進行役を務めた。岡崎久次郎氏(昭38経)の開会のあいさつに続き、皆川卓父母教育後援会新潟県常任委員が祝辞を述べ、来賓として臨席された富山、福井、長野、埼玉県校友会からも祝辞が述べられた。小川竹二副会長(昭35経)の乾杯発声で開宴。以降は出席者各人が段上にあがり、司会の杉﨑さんとの軽やかなトークや青年部から発案のあったビンゴゲームなどにより、年配も若い校友も一様に盛り上がった。
盛り上がりも最高に達した頃、「新潟の応援団長」との紹介で幹事の坂上誠氏(昭53営)が登壇。出席者86名全員が肩を組んで応援歌を歌い、最後は万歳三唱で締めくくった。
なお、大学からは平田純一経済学部長、武田敦事務局長・社会連携部次長、牧野容子校友・父母課課員の他、村上吉胤校友・父母課課長、古橋由一郎校友・父母課課長補佐が出席した。