6月20日(土)16時から、ホテルセントノーム京都において、ウリ同窓会が第41回定期総会を開催した(参加者60名)。
第一部の記念講演会は、校友の金明弘氏(S51経)が「在日の起業家精神と職業分化の変遷~私にとっての株式上場~」というテーマで講演。第二部の総会議事は、年度事業・会計報告、事業計画等が粛々と審議され、全て拍手で承認された。そして記念撮影を挟んで行われた第三部の懇親会は、学園から上田寛副総長をお招きする中、盛大に行われた。
懇親会の開会に当たっては、申俊雨会長(S44営)が、「歴史を振り返れば、母校立命館の学内貸与奨学金の恩恵を受け、無事卒業できた同胞学生が大勢いること。そして戦後50年を機に、戦中徴兵を断ったために除籍処分とされた同胞学生への謝罪ならびに卒業証書授与が行われたこと等、母校立命館の営みに感謝すると共に、校友として誇りを感じている。これからも支え発展に努めていきたい」と挨拶を行った。続いて上田副総長が、G30を一つの契機とするこの間の学園の弛まぬ国際化への取組状況や、日本一となったアメリカンフットボール部等学生の活躍状況等、学園の近況報告を行い、学園の取り組みへの理解を求めると共に、物心両面にわたる支援をお願いした。そして、張基重相談役(S27理工)の乾杯発声を機に、開宴となった。
しばらくの歓談の後、来賓として参加された陸壽一京都大学統一同窓会会長と朴春玉同志社大学コリアクラブ会長が挨拶を行い、柳響麗氏によるヴァイオリン演奏会が行われた。そして恒例の参加者3分間スピーチでは、金利倫氏(APU1期生)や現役学生の趙俊秀さん(国関2回生)等、多くの参加者がスピーチを行った。
最後に、裵今漢常任顧問(S31理工)が閉会の辞を述べ、中締めとなった。なお、校友会本部事務局からは社会連携課課長補佐の大場茂生が参加した。