6月3日(水)17時30分から、グランドプリンスホテル京都において立命京滋観光の会が「第17回総会・交流会」を開催し、「観光」をキーワードとした様々な分野で活躍する約55名が集った。
総会では、先ず、山岡祐子幹事(S58経済)からの収支報告、伊香英三氏(S56経済)から監査報告がおこなわれた後、佐竹力総会長(S45法)が「リーマンショックや豚インフルエンザで京都の観光は打撃をうけているが、国民力を信じてがんばろう」とあいさつされた。加藤政洋文学部准教授による講演会「宴席の空間文化史-近世・近代の京都において-」は、京都の様々な場所で昔の人々がどのように集っていたかを絵図や古文書から推考していく「京滋観光の会」ならではの内容であり、参加者は深く頷き、耳を傾けていた。
第二部の懇親会では、中村和歳幹事(S36文)の司会進行で参加者紹介が行われ、多くの会員が壇上で自己紹介、若手から年配の会員まで和やかに交流を広めていた。立命京滋観光の会は清和会、学部、院などの校友で、京滋に在住、または観光産業とその関連業種に就いている人たちと、観光に関心のある人たちが交流を深めることを目的に集まっている。京都、滋賀の観光事業に関連する人たちの会とあって、当日は有名社寺、ホテル、旅館、老舗料亭、呉服、和菓子、名産品、出版、ボランティアで観光を支えている人など、多士済々な参加者が集まり、素晴らしい交流の場となっていた。
なお、本部からは村上吉胤校友・父母課長、古橋由一郎課長補佐が参加し、村上課長からあいさつと近況報告が行われた。