3月20日(金)に京都市中京区の石長松菊園で「第35回立命館大学英米文学同窓会」が開かれた。総会開始前に庵原良夫初代同窓会会長より、昭和35年卒業生の一丸隆氏の逝去について報告され、参加者全員で黙祷をささげました。活動報告や会計報告、さらに活動方針について会長、会計担当から報告され、満場一致で採択された。 参加者26名と少なかったにもかかわらず、54年ぶりの再会となった、昭和30年卒業の建部慈水さん(兵庫県吹奏楽連盟会長)と城冶州朗さん(ロボットマンダラなどのユニークな画家)、さらには20年ぶりに初めて参加した昭和37年卒業の藤谷(野田)昭子さん(元KBSアナウンサー、現ハプンズ有限会社代表取締役社長)、大分県別府市で長年高校教員をつとめ、現在APUの留学生の面倒を見ている昭和35年卒業の篠原修さんといった、70歳を超えても現役で活躍している同窓生も参加した。 会長と同期である昭和46年卒業生が7名もいたのは、その多くが役員をしていることもあって当然のことだが、その中に安田章一郎先生のご長男の安田蓁さんが久しぶりに参加しており、同期生と話を弾ませていた。また現在、京都市美術館で「游墨展」に出展している書家でもあり、早期定年後に活躍している昭和32年卒業の西垣光雄さんも参加していた。 また、英語教員として小学校で英語を教育している団塊世代も多く参加していた。若手では、NHKラジオの「英語ものしり倶楽部」の英語俳句(テーマは「朝」)で入選した昭和63年卒業の和田礼乃さんが、その英語俳句を会場で披露。様々なボランティア活動を展開し、今でも立命館高校までの13kmの道のりを自転車で通う健脚の持ち主である昭和36年卒業の中村和歳副会長(元立命館高校校長)の話でも盛り上がった。 立命館大学英米専攻卒業というだけで年齢の差など関係なく、2時間半の間、楽しく酒を酌み交わしました。長崎県壱岐市で長年高校教員だった菅谷真須良さんから、壱岐の焼酎4本が会場まで届けられ、珍しい焼酎の味を全員で楽しんでいた。また、石長松菊園の社長と副支配人は立命館出身で、素晴らしいサービスをしていただいた。 <以上、英米文学同窓会の杉山泰会長のご報告に基づく記事> |