11月24日(土)午後2時から、国際関係学部校友会が東京・品川の「グランドプリンスホテル新高輪」国際館パミールにおいて20年を迎える記念校友大会を開催し、総会、懇親会に170名が参加した。1988年開設の同学部は、例年京都と東京で交互に総会を行っているが、今年は東京での開催年となり、卒業生が150名、教職員が20名参加しての盛大な会となった。総会では、柿木美和副会長(1期生)が司会進行。冒頭挨拶にたった林夏音会長(8期生)は、グローバル・シミュレーション・ゲーミングを引き合いに大学時代の学びに触れ、「これまで国際関係学部は4,200を超える卒業生を世に輩出してきた。本日は大学時代を思い出して校友同士の交流を深めよう」と挨拶された。議事進行では、本学職員である中田美紀氏(2期生)と加藤ニコル氏(2期生)がそれぞれ前年度事業報告と今年度事業計画(案)、決算報告・予算案を、同じく職員の前田昭吾氏(16期生)が監査報告を行い、何れも拍手で承認された。あわせて、会則変更と役員体制が提案・承認された。続いて、安齋育郎教授による講演会と住野公一東京校友会長によるチェロ演奏会が行われ、講演会では「安齋先生が語る国際関係学部20年と世界情勢~スプーン曲げとイラク戦争まで~」と題する講演を、チェロ演奏では「千の風になって」などを優美な音色で演奏された。第2部の懇親会では、鄭 平文氏(8期生)が司会進行。挨拶として、高橋伸彰国際関係学長が、「学生時代のことを昨日のことの様に思い出して、多いに語りあってください」と述べられた。続いて来賓の住野公一東京校友会長が「国際関係学部が創設された当時の学園の英断に敬意を表したい。若手校友がたくさんいるこの校友会から、東京校友会の方にも是非多数参加してほしい」と述べられた。また乾杯では、現役教員最年長の安藤次男教授が「国際関係学部は永遠に不滅です」との名文句と共に声高らかに発声され、懇親がはじまった。宴たけなわとなる中、学部創立の年から20年目に至るまでの様々なクイズが出題されるクイズ大会があり、正解者には学部教員が執筆したサイン付き書籍はもとより、留学中の海外土産など約60点にのぼる豪華景品が当たり、大いに盛り上がった。最後は、内田祥彦副会長(8期生)が次年度の再会を誓い閉会した。なお、校友会本部事務局からは、国際関係学部事務室への勤務経験もある櫻井稔也校友・父母課長補佐が参加した。