11月23日(祝)午後5時から、立命館アジア太平洋大学E棟2階の「スチューデントホール」において、大分県校友会が年次総会を開催した(参加者69名)。第1部の総会は岡崎信行会長代行(S41法)が司会進行し、校歌斉唱後、松岡征一朗会長(S39法)が、11月3日に大分合同新聞文化賞を受賞された中野秀勝前会長(S33法)の祝事に触れ、先輩校友のご活躍を誇りに思うとともに、それを県の校友全体で喜びたいと述べた。そして母校立命館に対しては、厳しい情勢下、川本相談役と長田理事長のリーダーシップの下、さらなる発展を目指して頑張って欲しいとエールを込めた挨拶を行った。総会議事は岡崎会長代行を議長に、岩本澄樹会計幹事(S51産)の事業報告・計画および決算報告・予算案、深田宏会計監査(S52法)の監査報告等が、粛々と進められ、全て拍手で承認された。議事終了後、学園を代表して長田豊臣理事長が、62名の合格者を出した新司法試験結果、2件の採択を得たグローバルCOE選考結果、そして全日本大学女子駅伝2連覇を果たした女子陸上競技部の活躍などの事例を挙げながら母校の近況をご報告。さらに本年5月29日に教育・研究に関する交流協力協定を締結し、あわせて「立命館アジア太平洋大学(APU)・立命館大学進学コース」を開設することについて合意・決定した、地元大分の岩田学園との提携事業に触れられ、「同事業は、附属校政策と同様、モチベーションが高く、創造性豊かな、魅力的な学生を、安定的に一定数受け入れることの重要性に基づくものであり、必要な事業である」と位置付け、ご報告された。続いて薬師寺公夫立命館理事・立命館アジア太平洋大学副学長が、83カ国(含む日本)5600名強の学生が学ぶ、多様性豊かな教学環境を通して、優秀な人材が育っていることを、進路・就職状況等を事例に挙げながらご紹介。併せて、今般新たに制定されたコミュニケーションマーク「R」についてもご紹介いただき、総会を終了、第2部の懇親会へと移行した。会場を1階の「パシフィック・カフェ」に移して行われた懇親会は、冒頭に中野前会長への花束贈呈式が行われた。謝辞に続く同前会長の乾杯ご発声で開宴となった。和やかな交流が行われる中、大分合同新聞社のベテラン記者(現編集局特別編集委員・顧問)可兒敦彦氏(S44文)が、大分県九重町にかかる高さ173m、長さ390mの日本一の大吊橋「九重『夢』大吊橋」架橋にまつわる地元住民の取組みを紹介した著書「夢かけた四季彩のまち」を紹介された。また来賓としてご参加いただいた林賢太郎常務理事・前大分県校友会顧問および伊藤昭株式会社クレオテック代表取締役社長・元APU副学長が、APU在職時のエピソードを交えながらご挨拶、そして今般の提携事業に関わり、安藤昌広岩田学園校長(S54文)が、校友に対し理解と協力を求める呼びかけを行われた。懇親会の最後は、石川征仁元応援団団長(S42法)リードによる恒例の応援歌・校歌の斉唱。参加者全員が肩を組み、輪になり、声高らかに斉唱し、中締めとなった。なお、本部事務局からは大場が参加した。 |