11月22日(木)午後6時から、福岡市天神の「西鉄ソラリアホテル」において、福岡県校友会が年次総会を開催した(参加者240名)。第1部の総会は、校友会報230号の表紙に登場した校友で日本茶インストラクターの今村由美(H16法)さんが、在学中のRBC(立命館大学放送局)アナウンサー経験を活かして司会進行役を担当。小野山博子副会長(S39文)の開会の言葉、校歌斉唱に続いて、弔事で欠席となった清家邦敏会長(S36経)に代って、百武喜美男副会長(S35理)が開会の挨拶を行った。総会議事は、前田康敏幹事長(S39経)を議長に進められ、五十嵐実事務局長(S50営)の事業報告および事業計画案、中尾成利会計幹事(S42営)の決算報告、そして藤厚久監査幹事(S54営)の監査報告を審議し、全て拍手で承認された。議事終了後、志垣陽校友会本部事務局長が、海外各地へと拡大する校友会ネットワークの状況、および11月4日に開催された「オール立命館デーin東京」の報告を行い、鳥巣速郎第4ブロック長(S36法)の閉会の言葉で、第1部総会を終了、第2部の懇親会へと移行した。懇親会の冒頭、福岡ソフトバンクホークスの校友、水田章雄、山田秋親両投手が紹介され、インタビューに応えて今後の活躍を誓うと会場から大きな激励の拍手が贈られた。会場の雰囲気が一転したところで、百武副会長が開会挨拶、さらに来賓紹介が行われ、学園および校友会本部代表、近隣校友会代表、関関同各校の校友会代表、立命館大学父母教育後援会福岡県委員、そして福岡を舞台に映画撮影を行い昨年は講演も担当した映画監督瀬木直貴氏等が紹介された。続いて来賓を代表して始めに本郷真紹立命館副総長が「社会的使命を認識した大学運営がますます求められる中、立命館は、校友の協力のもと学生の潜在能力を引き出し、『学生成長率NO.1大学』の確立を目指す」と力強くご挨拶された。続いて高杉巴彦立命館常務理事・立命館アジア太平洋大学副学長が、83カ国から集う学生たちが、高いコミュニケーション能力、プレゼンテーション能力を身につけていくAPUの教学実践について報告、また今回APUおよび立命館大学への進学を前提としたコースをおく内容の教学提携を結んだ岩田学園(大分市)から参加した安藤昌広校長(S54文)を紹介、登壇した安藤校長は、校友として母校の発展を嬉しく思うとともに、今回の提携を機に、同校の教学力量を高め、APUや母校立命館大学に優秀な生徒を送り出したいと抱負を語った。さらに校友会本部代表として渡邉申孝副会長(S33経)が、「優秀な若い校友の参加をますます促すべく、各地の校友会運営を、さらに見直し、校友会活動をさらに発展させよう」と挨拶。引き続き校友会本部からの賛助金の贈呈、これに対する福岡県校友会からの寄付金贈呈が行われた。アトラクションには、APUのインド人留学生パルテョ・アフジャーさんとママタ・アフジャーさん姉妹による民族舞踊が披露され、会場は懇親の場へと移行。乾杯のご発声は元県議会議長でもある大先輩の伊豆善也理事(S27経)。力強いご発声を機に、懇親会が始まり、九州交響管弦団弦楽四重奏をバックに、和やかつ活発な交流が展開され、16名の新入会員の紹介、恒例のオークション、そして大抽選会が行われて会場は大いに盛り上がった。最後は、参加者全員で応援歌を斉唱し、森下良吉理事(S46営)による恒例博多一本締めで中締めとなった。