12月5日(水)午後6時30分から、京都ホテルオークラ「暁雲の間」において京都市内博物館施設連絡協議会設立15周年記念式典・祝賀会が開催され、「立命館大学国際平和ミュージアム」と「京都府立堂本印象美術館」が生涯学習への貢献等15年間の活動を表彰され、あわせて両館に桝本頼兼京都市長からの感謝状が贈られた。京都市内に多数ある博物館施設のうち同会に参加するのは現在182館と他に類例のない集積状況を示しており、この日は京都市関係者、マスコミ関係者等を含め約150人が参加した。式典では、同協議会の樋口隆康会長の挨拶等に続いて、門川大作京都市教育長が「日本に京都があって良かった」という言葉に象徴されるような文化芸術の首都、京都の発展に果たして来た博物館施設の役割にあらためて敬意を表し、ますますの発展のため共に努力しようと祝辞を述べられた。この後、堂本印象美術館が参加する「今出川通日本画茶の湯美術館5館協議会」の裏千家茶道資料館副館長、筒井紘一同協議会相談役が「15周年を振り返って」と題し講演された。続いて京都市芸術大学の楊雪元さん(テノール歌手・中国笛奏者)がピアニスト北村麻也子さんの伴奏で記念演奏を行い、祝賀ムードが盛り上がる中で再編集された京都市内博物館ガイドブック「京のかるちゃーすぽっと」がお披露目された。なお、立命館からは公務のために出席できなかった両館の館長に代わってそれぞれの事務局長を兼る志垣教育文化事業部次長が参加し表彰を受けた。 | |
|