写真研究会OB会恒例の平成19年秋のカメラハイクを10月25日(木)に23名の参加で行いました。今回は京都駅に集合しマイクロバスで湖北西岸に向かい、途中の白鬚神社、鵜川48躰仏、乙女ケ池、等で撮影し風車村にて昼食、記念写真を撮りました。午後、今回のメインである高島市新旭町針江に向かいました。ここはNHKテレビで紹介されてから最近は多くの人が訪れるようです。ただこの地域は家庭の敷地内に入るためボランティアのガイドさんの案内になります。新旭町は「自然と人がともに息づく町」としてきれいな水を中心に、人々が自然と共存しながら暮らすようすが見られます。特に針江地区は生水の郷と呼ばれ比良山系の地下水が豊富に湧き出しほとんどの家庭の敷地内に川端(かばた)と呼ばれる湧水があります。それを今も生活のために利用している家庭が数多くあり ます。かばたには最初のきれいな水は飲み水や炊事用に使い、次に野菜、食器などを洗います。残った米粒は鯉たちのエサになりきれいに掃除をしてくれます。夏でも水温が低くスイカやビールなど冷やすそうです。水路は大変きれいで梅花藻の花が咲き大きな鯉もたくさん泳いでいました。来年2月の写真展にむかって 各自熱心に撮影を行い帰途に着きました。雨の予報にもかかわらず皆さんの精進のおかげか好天に恵まれた1日でした。 <立命館大学写真研究会OB会谷舖昌一氏(S33理工)からのご報告> | |
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