3月1日(日)午後2時から、滋賀県校友会が総会に向けた幹事会およびセミナーを開催した(参加者25名)。 第一部の幹事会は西田毅事務局長(S55経)の司会進行で開会し、冒頭、柊勝次会長(S38法)が、「女性校友の幹事への登用や、世代別幹事制の導入等、改革に向けた取り組みは未だ途上ではあるが、会員各位の協力を得ながら、伝統ある滋賀県校友会の活性化に向け、今後とも邁進していきたい」と挨拶を行った。続いて、議事に入り、役員改選案、「全国都道府県校友会事務局長・幹事長会議」参加報告、総会開催案(7月12日:ホテルボストンプラザ草津)、近畿ブロック事業としての「関西新卒校友歓迎会」(6月13日:スイスホテル南海大阪)と「立命寄席」(4月18日:天満天神繁盛亭)の開催案を、全て拍手で承認し、議事を終了。第二部のセミナーへと移行した。 第二部のセミナーは、木村一信文学部長が、「川端康成と『古都』―京都の魅力―」というテーマでご講演。小説「古都」を通して作者川端康成が読者に伝えたかったこととは何か。作中随所に登場する名所旧跡の紹介か、伝統的な京都人の文化、風習の紹介か、あるいは戦後の高度成長期という時代背景の中で、西陣織という伝統産業に携わる者の心情描写なのか。あらゆる角度から作品を見つめ、適宜資料を用いながら、作者の思いや作品の文学的価値について解説していただいた。 最後は、西村隆校友会本部副会長・滋賀県校友会副会長(S38法)が、講師の木村文学部長への謝辞と中締めの挨拶を行い、終了した。 なお、本部事務局からは、校友・父母課長補佐の大場が参加した。 | |
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