8月19日(日)午後1時15分から、機友会関東支部が東京江東区の清澄(きよすみ)庭園「大正記念館」で平成8年の第1回開催以来久方ぶりの総会・懇親会を開催した(参加者30名)。一説に江戸の豪商紀伊國屋文左衛門の屋敷跡とも伝えられ、明治期には岩崎弥太郎が「深川親睦園」として整備した名勝庭園を望む会場で開催された総会は、今村龍三副支部長(S49)の司会で開会。冒頭、機友会本部から参加の大庫典雄会長が日満工科学校と呼ばれた頃の学生時代を振り返り、校友として母校の発展に確信をもとうとご挨拶、また、立命館中高出身の佐々浪元彦京都支部長が立命館小学校の開学に示される京都での立命館学園への期待の高まりを紹介された。総会議事は、大内章顧問(S37)が開会の辞、経過報告、新役員体制と会則の提案、会計報告を、また河合末男監査役が監査報告を行い、全員の拍手で承認された。この後、志垣陽教育文化事業部次長・校友会本部事務局長が京都に本部をおく意義をふまえた国際的な学園創造と校友の役割にふれて学園近況を報告。続いて、山梨県南アルプス市在住の向井俊雄副支部長が、自己の半生を振り返って「私の実験人生と経営実験」と題して講演。配付されたレジュメにも「できることからやる人が、できないことをやれる人」「『報告しなくていいか』と思う相手ほどきちんと報告しよう」など珠玉の言葉が並んだ。参加者全員で写真撮影を行った後は、懇親会に移行した。乾杯のご発声は、大庫会長と同期の再会となった丹羽弘行さん(S24)。和やかな懇談の半ばには校友演歌歌手千葉山貴公さんが新曲「愛の嘘つき」を含む演歌を会場の条件からミニステレオの音源だけで熱唱。参加者の大きな拍手を浴びた。最後は、茨城から参加の今井史郎さん(S34)、古城敏幸新支部長(S42)のご挨拶、佐々浪京都支部長のリードによるエールで締めくくられた。 | |
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