月13日(金)午後6時30分から、朱雀キャンパス6F601会議室にて「2007年度立命館大学校友会・父母教育後援会留学生奨学金給付証書授与式」を挙行した。今回、校友会奨学金を受給したのは17名、父母教育後援会奨学金を受給したのは15名。式には、浅賀博校友会本部副会長、渡辺三彦同財務委員長、父母教育後援会幹事で教学部副部長の宇野木洋法学部教授、また国際センターからは上野隆三衣笠国際センター長・文学部教授が出席した。司会は、志垣陽校友会事務局長・父母教育後援会幹事。浅賀博副会長からは「この奨学金は、大学と校友会が一体となって留学生を支援するもの。これを機にますます学業に励み、充実した学生生活を送って下さい。そして卒業後は校友会として積極的な校友会活動を通じて、後輩たちを支える側にまわって下さい」と激励の言葉が述べられた。また、宇野木洋父母教育後援会幹事からは「沢山の留学生達の中から選考されたことに誇りをもち、その重み、自信、責任を感じてください。日本に来た時、立命館大学に入学した時の初心に立ち返り、再度新しい気持ちでがんばって下さいと、魯迅の「故郷」という小説の最後の部分「地上にはもともと道はない。歩く人が多くなるとそこが道になる」を紹介しながら先達になれと激励の言葉が贈られた。引き続き、奨学金を受給する留学生を代表して、校友会奨学金は泰瑛(シン・エイ:経営学部2回生)さん、父母教育後援会奨学金は徐艶麗(ジョ・エンレイ:産業社会学部2回生)さん(何れも中華人民共和国出身)に受給者を代表して給付証書が授与され、2人はそれぞれに「奨学生に選ばれたことは、経済面だけではなく、精神面をも支えて頂くことであり、その意味は大変重く、深い。今後一層自己の大学生活を充実させるとともに、卒業後も、日本と母国の相互理解に努めていきたい」と喜びと感謝の気持ちを述べた。最後に上野隆三衣笠国際センター長が、両会に対する謝辞と留学生に対する激励の言葉を述べ、全員で記念撮影をして終了した。 | |
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