6月16日(日)午後1時から、衣笠キャンパス以学館2号ホールで文学部創設80周年、文学部校友会設立記念式典・シンポジウムが開催された(参加者約200人)。藤巻正己文学部副学部長・校友会設立準備委員会委員長の司会で始まった校友会発足会・第1回総会では、会長に西川冨雄氏(哲学)、副会長に志田穣(東洋史学)、藤健一(心理学)の両氏をはじめとする役員体制、規約等を確立、新設学部を除き最後に残されていた学部横断同窓会組織としての文学部校友会が発足した。続いて行われた創設80周年記念式典は、春日井敏之副学部長が司会。木村一信文学部長の開会挨拶に続いて川口清史総長が総長挨拶、さらに来賓として張済国(韓国)東西大学校教授・日本文化センター所長、斉藤延喜同志社大学文学部長、渡邉申孝校友会本部会長代理・副会長、大槻隆彦京都歴史回廊協議会会長がそれぞれ祝辞を述べられた。とくに京都歴史回廊協議会の大槻会長からは、7月18日(水)からの3日間、島原の太夫道中と作家浅田次郎氏の講演会で新たにスタートする京都歴史回廊文化塾「しばし京都人」について紹介が行われた。この後、文学部校友会設立宣言、学生代表挨拶が行われ、杉橋隆夫文学部80周年記念事業実行委員長の閉会挨拶が行われ式典を終了、千宗室裏千家第16代家元・立命館大学父母教育後援会会長により、「茶の湯は日本のポータルサイト」と題する講演会が行われ記念事業は大きな盛り上がりの中で初日の日程を終了した。なお、翌17日(日)には詩人アーサー・ビナード氏の講演会「何時まんでも舌サ残て」、さらに中国出身の詩人田原氏、京ことばの会代表中島さよ子氏、タレント李由美氏を加えたシンポジウム「日本のことば こころの出会い」が行われる。 | |
|