5月19日(土)午後2時から、奈良県校友会(渡邉申孝会長:S33経)が、天理教の聖地「ぢば」を囲む方八町(約872m)に68棟をつなぐ「おやさとやかた」(昭和29年から建設中で現在までに28棟が完成)全体をみわたせる天理教第38母屋9階大広間で校友会総会・懇親会を開催した(参加者約200名)。奈良県校友会は、奈良市を中心にした「若草会」(岩井将会長:S37法)、橿原市を中心にした「南和会」(杉本昭司会長:S32文)、天理市の「天理わだつみ会」(酒谷庄兵衛会長:S32経)、南都銀行の「南都立命会」(かせ井憲会長:S44経)など地域会や企業グループで日常活動を行いつつ隔年で県総会を開催している。今回の天理教本部での総会は、奈良県校友会名誉校友である天理教真柱中山善司氏(S57文)ら天理教関係者のお心づくしと「天理わだつみ会」の協力で8年ぶりに実現したもの。総合司会は、安田逸郎氏(S33理)。田岡誠悟常任幹事(S35文)の開会の言葉で始まった総会には、中山善司さんのほかに県校友会名誉校友として岩井宏實(大分県立歴史博物館館顧問:S29文)、町田章(前国立奈良文化財研究所長)の両氏にご席臨席頂いた。あいにくご欠席となった名誉校友には今井凌雪(書家:S24文)、赤井達郎(前奈良教育大学長)、中本克美(白鳳女子短期大学名誉学長:S30理)、山本宝純(飛鳥寺住職:S36文)、鎌田道隆(奈良大学長:S41文院)、多川俊英(興福寺貫主:S44文)の各氏と綺羅星の如く多彩な分野で活躍される校友が名を連ねている。物故校友への黙祷、学園歌斉唱、渡邉会長のご挨拶に続いて、BKCでの立命館大学父母教育懇談会委員懇談会を中座して駆けつけて頂いた川口清史総長が学園の近況報告と共に祝辞を述べられ、学園構成員としての校友の学園創造への自覚的参画を促された。また山中諄校友会本部会長の代理として清家邦敏副会長・九州ブロック会長が遠路参加され、奈良県校友会の活動に敬意を表すと共に幅広い校友の連携をと呼びかけられた。なお、他に大阪、兵庫、和歌山の各校友会から、会長・会長代理、事務局等が多数参加された。なお会本部事務局からは志垣陽事務局長が参加した。このあと総会議事、記念撮影を終え、会場を美しい庭園に望む1階ホールに移し、天理教調理部の皆様による豪華で美しい料理を前に杉本昭司副会長が開会の言葉を述べ、続いて名誉校友の中山善司真柱から校友代表として歓迎のご挨拶を頂戴した。このあと東田至功子(S62文)、松井真理子(H16法)両氏の司会で懇親会が開催され、大庫典雄兵庫県校友会会長のご発声で乾杯、新人校友を含めた和やかな懇親が続いた。終盤には、校歌同様高田能人氏(S47法)の指揮で応援歌を斉唱し、県名誉校友岩井宏實氏による万歳三唱の後、酒谷庄兵衛副会長が中締めの挨拶を行いお開きとなった。 | ||
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