11月15日(土)、南日本新聞社(本社)と鹿児島サンロイヤルホテルにおいて、平成20年度鹿児島県校友会が開催された。当日の構成は、講演会、総会、懇親会の3部構成で行われ、第1部講演会の講師は歴史作家の桐野作人氏(S54文)。桐野氏はご当地、鹿児島県出水市出身で昨年4月より南日本新聞で「さつま人国誌」を連載中であり、主な著書に「島津義久」などを持つ人気作家。「篤姫と幕末薩摩の青年たち」と題して、90分にわたる講演を校友と一般参加者を含む約200名の聴衆を前に行った(南日本新聞社本社)。第2部総会は、前迫栄二郎幹事長(S52経営)が司会で、堀之内保典副会長(S43文)が開会挨拶。続いて福元寅典会長(S47経済)が、「参加者に女性や若手校友が増えて、奄美大島からも多数来ていただいている。この校友会はたいへん参加しやすい雰囲気になっている」と挨拶。議事では、西元泰光事務局長(S44産社)が経過報告並びに収支報告を、久米村祐一郎監事代理(H11経営)が監査報告を行って閉幕。会場をホテルに移して第3部の懇親会を行った(参加者約80名)。司会は、塩川由美子氏(H19法)と第2部でも司会の前迫幹事長の2人。司会が開会を宣言した後、平田経済学部長が大学を代表して近況報告を行った。続いて来賓としてお越しの同志社大学と関西大学校友会の代表も挨拶された。乾杯は、松山 保前会長(S35法)で「たくさんの人が集まったこの会で懇親を深めよう」と発声された。その後の懇親では、校友会本部から参加した桜井稔也校友・父母課長補佐がスライド・映像を使った学校紹介を行ったのち、当日の参加者が次々と登壇。若手校友を中心に各々近況を報告した。その中で、校友会の鹿児島県北部担当として長年尽力してこられた、岩切昭彦氏(S42経営)が奥様とともに車椅子で登壇され、奥様から入院中に校友会関係者の方々に多数見舞っていただいたことに謝意を表され、「後遺症はのこっているものの、校友会に参加できるまでに回復できた」と報告。校友会からは花束を贈呈された。懇親会は、司会のユーモア溢れる進行もあり、終始熱気を帯びて行われた。最後には応援歌を皆で歌い、福元会長がフレーフレー立命のエールを行って終了。その後、まだまだ元気な45名が参加しての二次会へと移行した。 | |
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