4月15日(日)午前、立命館大学父母教育後援会監事の奥田正叡さまがご住職を務める京都鷹ヶ峰の常照寺で第55回吉野太夫花供養が行われました。午前9時からお庭が開かれ、しだれなど桜が満開の境内にはさまざまな席が用意され、遺芳庵席では裏千家淡交会京都支部さま、野点席では吉野茶会・島原太夫さま、煎茶席では方円流の村田朋園・的屋妙園さま、点心席では聖護院河道屋さまがそれぞれ参拝者をもてなす中、10時40分には源光庵を出発した太夫道中が山門に到着、本堂まで伝統の「内八文字」で進みました。この後、本堂で吉野太夫追善法要、墓参が行われ、午後には如月太夫の奉納舞、花扇太夫のお話などが行われました。今回書院には、常日頃から京都歴史回廊協議会へご協力頂いている奥田御上人とのご縁で堂本印象の手による太夫道中絵巻(堂本印象美術館作成の展示用レプリカ)が展示され、参列者の注目を集めていました。 | |
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