23日(火)午後、愛媛大学の野倉嗣紀理学部教授、田鍋廣総務課長補佐が、校友会活動の実態、学園と校友会の関係等についてのヒアリングのため本部事務局を訪問されました。
近年、国立大学改革の課題のなかで校友政策の本格的な検討に入る大学が急増しており、電話や訪問等による調査も増加しています。
先行して調査に見えた神戸大学は、既に各学部別の同窓会組織を大学レベルで連携できる組織・仕組みに発展させ、HPの運用などを開始して卒業生の全面的再組織化を目指しています。
校友会本部事務局は、現在まで青山学院、慶應義塾、上智、専修、中央、日本、法政、明治、明治学院、立教、早稲田、関西学院、甲南、同志社の各大学とともに15大学で私立大学校友業務懇談会を結成し、各私立大学における校友会活動、校友から母校へ、また母校から校友への相互の支援状況などの把握に務めてきました。
しかし、国公私立を問わず、各大学が卒業生組織化を大学改革の新たな課題として従来とは比較にならないレベルで重視し、その結集を図ろうとする現状をふまえ、「ALL-RITS」の新たな視点から幅広く学園支援者のネットワークを構築していく立命館学園の課題に照らした場合、その中核的な役割を担う校友の役割について、校友自身にとっての校友会の意義、母校との関係、また校友会活動の進め方、私学立命館にとっての校友・校友会の役割について歴史的観点をふまえ再検討するべき時を迎えているようです。
愛媛県校友会BBSでも、活発な意見交換が行われています。各県役員の皆様をはじめ校友の皆様の率直な意見交換を願うものです。
【愛媛県校友会BBS】http://6403.teacup.com/jiro/bbs