3月26日(月)、午前11時より新築なった東京駅前サピアタワーにおいて、「立命館東京キャンパス開設記念式典・祝賀会」が開催された。この式典には関東地区在住の企業関係者、校友などを中心に約200名余りが参加。立命館東京キャンパスが入居するサピアタワーの「サピア」の名は英知を意味するサピエンスに由来するとのこと。14の大学と12の教育関連企業をはじめ多数の企業とホテルが開業する予定だが、立命館東京キャンパスの開所式は、JR東日本の駅ビルの中でも、栄えある第1号の開所式となった。はじめにあった開設記念式典では、伊吹文明文部科学大臣は国会審議の都合で急遽ご欠席されたものの、国立科学博物館館長・佐々木正峰氏、日本経団連常任顧問・和田龍幸氏、茶道裏千家家元・千宗室氏、華道家元池坊総務所事務総長・池坊雅史氏が来賓挨拶として立たれるなど、学園の活動の拡がりを再度認識できる内容だった。閉会の挨拶をされた長田豊臣理事長は、「これまで東京オフィスで関東地区での就職活動支援、校友会活動支援をおこなってきたが、今回はそれらを一歩進めたキャンパスという形での拠点となる」との決意を込めて閉会の挨拶をされた。式典の後は、しばしの時間をとって、東京キャンパスの見学。ご列席者全員が会場5階から8階の東京キャンパスへ移動しての施設見学となった。その後再び会場を移して開設記念祝賀会を開催。開会の挨拶は、川本八郎相談役が立たれ、「この東京キャンパスは、駅前に立地しており他のどの場所よりもわかりやすく、京都から学生が訪問するにも好都合の場所にある。今回はキャンパスとして授業を行うが、東京の大学が提供する授業とはひと味違った内容のものを提供したいと考えている」と挨拶された。来賓挨拶は、中華人民共和国駐日本国特命教育担当公使参事官・李東翔氏、文部科学省高等教育局私学部長・磯田文雄氏がされた。乾杯のご発声は、JR東日本ビルディング代表取締役社長・岩田守弘氏。岩田氏からのご挨拶をもとに、サピアタワーの名前の由来や第1号開所式となったことなどの情報を得ることができた。歓談では、立命館東京キャンパスに再び訪れたいなど、学園関係者との交流が図られた。閉会の挨拶はモンテ・カセム立命館アジア・太平洋大学学長がされて祝賀会が終了し、解散となった。 | |
|