3月18日(日)正午から、京都タワーホテルにおいて立命館大学陸上競技部が、創部80周年、女子部創部15周年、OB・OG会設立50周年記念式典を盛大に開催した(参加者OB・OG145名、現役150名、計295名)。第一部記念式典は、田中正典氏(1981年卒)の司会で開会、物故者に対する黙祷の後、校歌を斉唱、村田修一OB・OG会会長(1959年卒)が歴史を振り返り各方面への深い感謝を込め丁寧な祝辞を述べられた。続いて来賓を代表して、川本八郎学校法人立命館相談役が陸上競技の飛躍的な戦績向上と人格形成を統一させて部活動を大きく前進させてきた陸上競技部関係者へ対する労いと感謝の気持ちを込めた祝辞をおくられた。引き続きOB・OG会永年功労者鈴木正三(1946年卒)、川嶋滋弘(1949年卒)、田辺晃彰(1952年卒)3氏の表彰、指導者として山上澄(1955年卒)、岡尾恵一(前部長)両氏への感謝状贈呈が行われた。さらに伊坂忠夫男子部部長、水瀬安春同監督、稲葉和夫女子部部長、 井元章夫女子部監督がそれぞれ活動報告を行い、記念式典を終了した。第二部祝賀会は、中司実OB・OG会相談役の祝辞と乾杯で始まった。懇談のなかで男子部・女子部がそれぞれ競技の報告を行ったが、とりわけ全日本大学女子駅伝での王座奪還・女子選抜駅伝4連覇の女子部の報告に会場は大きく沸いた。さらに戦中戦後の草創期から近年に至る陸上競技部の「歴史を語るスピーチ」は、会場の参加者、とくに現役諸君に深い感銘を与えた。とくに昭和39年の第40回箱根駅伝に招待参加し、1年生6人を含む10人で往路8位、復路12位、総合12位の成績を示した際のメンバーが登壇した際には、その戦績の素晴らしさはもとより、遠征時の厳しい環境、それを運営面で支えた多くの人々の姿に感動の輪が広がった。最後に現役主将の抱負が語られ、立命館大学応援団の演舞演奏、お礼の言葉、エールで中締めとなった。なお、会場には川本相談役の他に上田寛学生担当常務理事・スポーツ強化センター長、佐藤善治同副センター長、本村廣司学生部次長、村岡治立命館スポーツフェロー会長、佐野哲夫同副理事長らが参加、校友会本部からは志垣事務局長が出席した。 | |
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