2月20日(火)午前11時から、堂本印象美術館のボランティア組織「きぬかけ会」が東寺(教王護国寺)小子坊の堂本印象襖絵見学会を開催しました。真言宗総本山東寺文化部長三浦文良さまのお導き、また立命館大学の学生ガイドで見学した小子坊は、かつて建武3(1336)年6月から半年間、北朝の光厳上皇が政務をみられた場所といわれ、その折、足利尊氏は千手堂(食堂)に居住したとされる。現存の建物は、昭和9(1934)年に弘法大師一千百年御遠忌の記念事業としてすべて木曽檜で建設された昭和の代表的な建造物で全ての部屋に堂本印象の襖絵が使用されている。JRの広告で話題となった鶴や鷹の図はここにあり、日本を代表する日本画家として最も油がのった時期の印象を感じることができる。 | |
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