講演の中で、塩鯛師匠は、入門時のエピソードや内弟子時代の苦労話を面白おかしくご紹介された後、講演テーマに関わり「内弟子時代に師匠の身の回りのお世話をすることを通して、人の気持ちを推し量る力を身につけていくことができた。それはそのまま落語で聴衆の心をつかむ力にもつながっていった。自分の言葉で、自分の気持ちを前面に伝えていくことで、人への伝わり方は随分違ってくる」と述べられました。
講演会終了後は、会場を移して交流会が行われました。約40名の参加者が講演、仕事、あるいは母校立命館大学に関すること、とりわけ2015年4月開設に向けて工事が進む「大阪いばらきキャンパス」に関すること等について、意見交換をしながら和やかな雰囲気の中、交流が深められました。