10月18日(土)正午から、加古川プラザホテルにおいて、兵庫県校友会が年次総会を開催した。中野友擴事務局長(S37文)の司会進行で総会、講演会、懇親パーティーの3部構成で行われ、約200名の校友が参加した。第1部の総会では、校歌を斉唱した後、故末川博元総長のNHKラジオ放送「人生読本」の録音テープが会場に流された。その後、大庫典雄会長(S24理工・S26経)が「兵庫県校友会は年次総会を姫路、尼崎、神戸、加古川と県内各地で開催し、県校友会活動の活性化を図っている。母校は発展を続けており、母校をサポートするために県校友会活動の活性化は必要である」と力強く挨拶した。来賓挨拶では、川口清史立命館総長が日頃の校友会活動や大学への支援について感謝の言葉を述べられたほか「校友と学園は相互に支えあうものであり、これからも末永く母校を応援してほしい」と挨拶されるとともに学園の近況報告を行なった。また、渡邊申孝立命館大学校友会副会長・奈良県校友会会長(S33経)は「校友会と大学は車の両輪であり、相互協力しながら前へ前へと進んで行こう」と述べられた。総会議事は、岸本真之幹事(H1産)が会計収支報告を行い、承認されて終了した。第2部の講演会では、八杉康雄氏が「私の原点《戦艦大和》~重油の海から~」の題目で戦艦大和の最期と平和についての講演を行った。第3部の懇親パーティーは、堂本嘉己顧問(S35文)の乾杯で始まった。約30名の平成年代の卒業生を含む参加者は会場内のテーブルを行き来しながら、和気あいあいとした雰囲気で懇親、交流を展開していた。歓談中は「アンザンブルカリヨン」によるピアノ、チェロ、クラリアネット演奏が奏でられ、和やかな雰囲気だった。その後、元寮生有志のリードにより寮歌に続き、応援歌を参加者全員で斉唱。さらに万歳三唱で閉会となった。このほか、来賓として石見利勝姫路市長・元立命館大学教授、糸田川廣志大阪校友会副会長が参加された。なお、大学からは縄本敏総長・理事長室次長と田中稔校友・父母課長・本部事務局長代理が参加した。 | |
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