2月17日(土)午後1時から、京都校友会京田辺支部が創立50周年記念講演会を開催し、京田辺市中央公民館に京田辺支部の校友、隣接する八幡支部の校友、さらに一般市民ら約200名が参加した。司会はKBS京都放送出身の川瀬直美さんが担当。岡山稔会長(S36文)は、冒頭挨拶で「中川健三氏らと共に京田辺立命館倶楽部として33名で創立した当会も、今では791名を数える支部となった。多くの方々のご協力を得て今回の50周年記念講演会が開催できたことに感謝している。これからも地元京田辺市と密着した活動に取り組みつつ、母校の発展を支え、協力していきたい」と述べた。続いて同支部顧問の久村哲京田辺市長(S32法)が「京田辺支部の活動を校友だけでなく市民の皆様と共有できることにすばらしさを感じる」と祝辞を述べ、祝電披露の後、講演会が行われた。講演は長田豊臣立命館理事長と東映京都撮影所製作部の米田武朗氏(奥様は西川冨雄名誉教授<S25文>のご息女)を講師に招いて行われ、長田理事長は「21世紀の高等教育-私学の役割を中心に-」をテーマに、APU、小学校の開学など、川本八郎前理事長(4月から相談役に就任)時代のとりくみを土台にした新たな学園創造に向け新執行部の確立をはかり、私学立命館での人材養成を推進したいと語られた。また米田氏は「映画『男たちの大和/YAMATO』を編集して-映画製作エピソード-」と題して、映画製作での苦労、裏話、技術などについて映像を交え紹介されたなお、米田氏は今回日本アカデミー賞優秀編集賞を受賞され、4月からは新設の映像学部の講師に着任予定。続いて名主川久仁校友・父母課長が校友会の近況報告(朱雀キャンパスへの本部移転、「校友大会」の東京開催)を行い、河原正治副会長(S46法)の挨拶で終了した。この後、場所を近鉄新田辺駅近くの「京の華錦」に移し、支部役員を中心とした懇親会が開かれた。司会は、中川初代会長のご子息、中川陽之助氏(S48経済)。冒頭、岡山会長が記念講演会の成功に対する謝辞を述べ、来賓紹介等と続き、西川先生のご発声で乾杯を行った。記念大会へ向けた準備でご尽力頂いた方々のご苦労が語られるなか、APUでの会議を終えて到着した志垣陽本部事務局長・教育文化事業部次長が首都東京での校友大会開催の意義、ならびに並行した京都校友大会の開催計画(9/22ウェスティン都ホテル)について報告・紹介した。賑やかな一時も終宴を迎え、最後は河原副会長の中締めで閉会した。 | |
|